ヤギは産業廃棄物?
犬猫が火葬できる町が経営する火葬場に持っていこうと思っていました。
昨年、我が家のヤギ「らら」が、突然、亡くなった時のことです。
しかし、ヤギは産業廃棄物扱いでした。
牛や豚と同じ扱いで、鶏も入ります。
役場と相談し、我が家の庭のヤギ小屋近くに埋めることに。
人生で初めて遺体を埋める穴を掘ったのです。
隣に住む先輩の庭師がお休みだったので手伝ってくださり、
深めに掘って、土は山のように積むことも教えてくださいました。
確かに土葬の写真は、こんもり山になっていた記憶があります。
遺体が微生物で分解される際、その部分が空洞になってしまって土の表面が下がるのだとか。
畜産農業から出る牛、豚、ヤギなどの糞尿も産業廃棄物であることも知りました。
我が家の場合、畜産業者ではないので、家で処分が可能。
近年、草食動物の糞は着火剤としても注目されていて、販売もされています。
登山家の中には、正露丸のようなヤギの糞をジップロックに入れて、リュックに詰めていき、山の中で火をおこす際の着火剤として使う方もいるのだとか。
その話を聞いてから、専用バケツを作り、ヤギ「りり」の糞を集めることも。
まだ試したことはないので、今度、バーベキューでもやる際、試してみようと思います。
と、ヤギ「らら」が亡くなったことで、様々なことを教わりました。
法令で定められた産業廃棄物は20種類あることも、その時、知ったなぁ。
昨日、民生文教委員会(議会から付託された福祉、生活環境、教育などの案件を審議するところ)の後で、視察に伺った安八町の最終処分場を見ながら、いろいろ思いだしました。
ここは自分で壊した際に出た瓦、れんが、コンクリートがらを持ち込むことができます。
5年後いっぱいになってしまうので、次の候補地も一緒に拝見しました。
今まで使った最終処分場のその後の土地活用も、今後の検討課題です。
ちなみに「らら」を埋め、こんもりさせた部分は、現在、元に戻っています。
土に還っていったのでしょう。
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