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カミナリコワイ

昨晩、雷で目が覚めました。
寝相が悪い僕のお腹は出ていて、無意識に隠していることに気づき、寝ぼけ眼で苦笑い。
「雷様におへそをとられる」
 子どもの頃、雷が鳴ると祖母から言われたことが潜在意識として残っているのでしょうか。
 
先日、ニホンミツバチの様子を見に行った際、唯一、近くにある家に住む先輩と久しぶりに話し込みました。
10日ほど前、養蜂場所近くの電信柱に雷が落ちたらしい。
電信柱のコンクリート上部がかけるほど強烈だったようで、
その電信柱を通して電気を供給していた先輩の農業倉庫の電灯は破裂し、電気メーターのカバーは吹っ飛びます。

一番大きな被害は先輩の家。
エアコンなどコンセントにつながっていた家屋全ての電化製品が壊れてしまいました。
壁に穴まで開いた程のすさまじさだったとか。
中部電力がすぐ復旧させ、保険で全ての家電と壁の修理は対応できたけれど、大変だったようです。
 
「そういえば……」
 と先週、養蜂場所付近に電力会社の車が止まり、たくさんの人が用水路を見回っていました。
雷の衝撃で落ちた変圧器から絶縁油が用水路に漏れ、その回収だったようです。
絶縁油には有害なPCB(ポリ塩化ビフェニル)が含まれ、
僕が生まれた1968年、食用油にPCBなどのダイオキシン類が製造過程で混入し、西日本一帯の食中毒事件を引き起こした「カネミ油症」が知られ……って、今、同じ物質だと知ったところ。
 
やはり、雷の際は、コンセントを抜いておいた方がよさそうです。
とは言え、雷が鳴ろうが母はテレビを見るだろうし、
僕もパソコンの画面は開いたままだしなぁ。
せいぜい出掛ける時くらいは抜いて出掛けるくらい。
でも、エアコンまでは抜かないだろうなぁ。
それはあきらめます。
とにもかくにも皆様、雷にはお気を付けください。
 
今朝は一転。
縁側から、久しぶりに抜けるような青空バックのモチノキたちを見え、気持ちいい。
そういえば、昔、この間に植えてあった松の木に雷が落ちた……って、祖母が言っていたなぁ。

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