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ゆるゆると

 未だに、うまくできない「ホワイトマン」の説明で、時折、使われる「ゆるゆる」。
有限会社ホワイトマンプロジェクトの決算が終わり、20期に入りました。
つまり20年目に入ったということです。
「ゆるゆる」と。
いや、見方によっては、「だらだら」となのでしょう。
 
「利益追求」、「売上目標」、「新規開拓」など決算ごとにおっしゃってきた会計事務所もあきらめたようです。

よって20年目だから特に何かしようなどという計画はありません。
でも、さまざまなご縁で、このところ、ご無沙汰しているホワイトマンのメンバーだった方やお世話になった関係者の活動を拝見したり、お話をうかがう機会が増えているように思います。

今週の火曜日は、名古屋のクラブクアトロにてホワイトマンネーム「ネーザン」のベースを約10年ぶりに聴きました。
現在、彼はプロデューサーやコピーライターだけではなく、
サウナの伝道師的にサウナ用ビールの開発から来週、発売のブルータスのサウナ特集で外部編集者として関わるなど幅広く活動しているそうです。
 
昨日は、編集者でプランナーの今村さんとホワイトマンの活動終了以来で、再会しました。
ある雑誌で東京タワーの麓にある青松寺にて白塗り対談を企画、実現してくださったことを憶えています。
その対談がきっかけで、数カ月後、僕はモンゴルに行くことになりました。
「UFOを探しに」という胡散臭い目的で。

今村さんは、横浜ベイスターズやラグビーのワールドカップなどでプランナーとして活躍し、
現在はBリーグ「川崎ブレイブサンダース」を手掛けているそうです。

「ホワイトマン」の話をする時、みんな顔が緩むんですよね。
「(いい大人が)アホだなぁ」的に。
言い方を変えれば、「ゆるゆる」になるといった感じ。
その空気が僕は未だに好きです。
 
そして、自由な発想をされる方が多いので話していてワクワクするんですよね。
考えてみれば、白塗りをした大人、もしくは、その遊びに付き合ってくださった方々なんだから、そりゃそうなんでしょうけど。

20期も引き続き、いろいろな方々との再会を楽しみたいと思います。
ご時世もあるので、こじんまりと。
 
ホワイトマンの元メンバーが43名(最後まで名前をつけなかった映画プロデューサーが1名いらっしゃるけど)、
関係者を含めれば200名くらいいらっしゃると誰かが言っていたので、
死ぬまで楽しめそう、いや、3名は他界してるから、死んでからも楽しめそうだなぁ。
財産と言っては皆さまに失礼でしょうが、少なくとも僕にとっては宝物です。
今後ともよろしくお願いいたします。


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