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手話奉仕員養成講座(初級、基本)を修了して。

柄にもなく、「I LOVE YOU」を手話で復習してみました。
小指が「I」、親指と人差し指で「L」。
修了証認定式の集合写真撮影の際、教えていただいたのです。
昨年の夏に入講した厚生労働省手話奉仕員の養成講座(入門・基礎)を修了しました。

僕の場合、
修了認定をいただける出席日数はギリギリ、
最後のテストの筆記、読み取りはボロボロ、
簡単な会話がなんとかできる程度の劣等生。
なんとかできる会話でさえ、手話というよりボディランゲージと顔芸と同期生からは、いつもからかわれていたんですけどね
それでも僕にとって貴重な1年半(授業があったのは1年強)でした。

聴覚障がい者は外見ではわからないことが多く、
普通に話しかけられて、怪訝な顔をされることもあります。
音で感じ取って、行動するようなことが彼らには難しい。

普段、車やバイクのエンジン音(最近は静かな車も多くて健聴者でもわからないことがあるけれど)で何気なく横に移動していることも、手話を学ぶようになってから気づきました。

災害などの非常時、サイレンは彼らには聞こえません。
スマホのバイブ機能、点灯ランプで知らせるなどの方法はあっても限界があります。
混乱状態の避難場所に到着し、刻々と状況変化する中で、どうしても音伝達になる中での状況把握は難しい。

もう少し学び続けたいと思っています。
とはいえ、僕が受講できる次のステップアップ講座は再来年2025年度予定と少し間が空くんだよなぁ。
それまでテレビの手話講座、サークルやイベントに参加しながら、少しでも忘れないよう続ける予定。

今日(3日)も、岐阜市のカラフルタウンにて「岐阜県手話言語条例・障がい者の意思疎通手段理解啓発イベント」が開催されます。
よしもと沖縄所属の劇団アラマンダによるショートコメディと手話講座、
ロンドンオリンピック金メダリスト中島茜さんのトークショーなどが行われるのだとか。

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