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富士山に想いをはせて

東海道新幹線はE席、グリーンならD席、
つまり、山側の窓際席を選びます。
車窓から富士山を楽しみたいから。
今週のように天気が悪いと見られないけれど。
 
飛行機の場合はサイトで調べてから。
JALのサイトでは路線を打ち込めば、富士山が見える側を教えてくれ、
ANAのサイトでは路線で見える景色まで教えてくれます。
 
上空から見る富士山は、様々な表情を見せてくれ、
近くを飛ぶ際は、凹凸が感じられ、立体地図を見ているようで、
少し離れた場所の際は、敷き詰められた雲から顔を出し、死後の世界を想像させてくれるなど、何度見ても感動します。
眠っていて見逃すこともあるけれど。
 
高速バスから見る富士山もいい。
2階建てのバスの一番前の席が取れると、
東京方面で清水あたりでは、目の前に、ど~んと現れる富士山はたまりません。
普通乗用車から見るのもいいのですが、
高い席ならではの開かれた開放感の中で見られる富士山は至福。
この景色を見る度に大型免許を取得したいなぁと思うほど。
 
大学を選ぶ際の理由で、「海」と「富士山」と答え、担任の先生から「ふざけるな!」と叱られたこともありました。
結構、本気だったんですけどね。
静岡の大学に入り、バイクで海沿いの久能街道を通って、三保の松原まで走り、富士山を見た時は涙が出そうでした。
 
それだけ好きな富士山なのですが、未だに車で5合目までしか登ったことがありません。
しかも短パンTシャツで。
学生時代、麻雀している途中(だったと思います)、「今から富士山に行こうぜ!」と夜中に先輩が言い始め、連れて行かれたんですよね。
夏とはいえ、寒くて、すぐ車の中に戻り、
「いつか頂上まで登りますから~」と言って、その後は外に出ませんでした。
あれから35年が経っています。
「いつか」ほど、あてにならない典型。
 
普段、山登りもしない初心者の僕だと登り8~10時間、下りは5時間らしい。
山小屋に泊まるのも楽しそうだなぁ。
いただいた富士山グラスを見ながら、富士山に想いを巡らせているところ。
 

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