格闘技界の狙い

今、格闘技界は《狙っている》。
何をかというと、《ブレイキングダウンの選手をプロ格闘家に勝たせようとしている》。そうすることで、格闘技素人のブレイキングダウン選手を、《プロに勝った》《プロに通じる》という流れに持っていこうとしている。
RIZINでは“怪物くん”こと鈴木博昭選手、そして伊藤裕樹選手といういかにも《ちょうどいい》選手が当てられたが、いずれもプロの勝ち。格闘技界の思惑は外れている。
そんな中、次に選ばれた《ちょうどいい》選手が郷野聡寛選手だった。過去に栄光があるとはいえ、40歳を越えて4年ぶりにMMA復帰する郷野選手に当てられたのは、ブレイキングダウンの王者だとか。いよいよこうなるとどちらが有利なのかわからないが、《狙い》が本格化、マジ化してきた感がある。
ところが、である。

郷野激勝。

僕はブレイキングダウンは格闘技と思っておらず、実際見てもいない。が、実はブレイキングダウンの選手が何らかの流れでプロのリングに上がるのは特別否定派ではない。何かしらで注目されるきっかけになるのなら、それも業界の一つの手段だからだ。その立場ではあるが、やはり郷野選手の勝利については【ブレイキングダウン、ざまあみろ】である。
郷野選手、カッコいいぜ。

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