ついに手を出しましたよ、ピータードラッカー氏の本に。ドラッカーでいうと直近で有名なのは漫画の『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの 「マネジメント」を読んだら』だと思うんだけど、なんとなくそっちよりちゃんとした本に興味があって、『経営者の条件』にしました。
この本ねぇ・・・ちょっと読みづらかった(笑)
例がわかりづらかったからかな…。でもいつもの、1回線を引きながら流し読みして、2回目でメモを取りながら読んで、そのあとレビューを書く・・・の流れで、なんとか理解を深められそうです。
この本の主題は、『エグゼクティブの任務は成果をあげることであり、その力は努力で身につく』。さぁ行ってみましょう。
序章:成果を上げるには
⑦は結構今興味あることなのよね。『トヨタの会議』だっけ?実は今読んでみたいのよ。
第1章:成果を上げる能力は習得できる
個人の能力の飛躍ではなく、個人の能力を最大限に生かせる組織を作るべし、か。いいねぇ。
第2章:汝の時間を知れ
まとまった時間を確保する重要性、染みるわぁ。僕も週に1日、自分で考え付いた分析を数時間集中して実施する時間を確保していて、この時間がたまらなく効果的で好きなのです。
第3章:どのような貢献ができるか
第4章:人の強みを生かす
人間関係論の言葉が好き。弱みが必ずあるから、それを無害化し強みを最大限生かす組織を作れと。
第5章:もっとも重要なことに集中せよ
形骸化した過去の業務を捨てる意識をして、意味のない継続をしないことが重要ってことだね。僕も年に1回見直してるわ、これ。
第6章:意思決定とは何か
中でも①が好きだな。まずは問題に対し、本質的なものを知るべし、そうすれば少ない対応策で多くの問題に対峙できるってことでしょ。わかるわかる、んで、なかなかできていない(笑)
第7章:成果を上げる意思決定とは
仮説があるからこそ追うべき事実を追求しやすいってことよね。僕も今、様々な仮説を立てて仕事に当たっている。だからやらされ仕事ではなく能動的に仕事ができているし、いつも楽しい。充実している。
名著を見ると最近気づくのは、やっぱり究極的には似たようなことにたどり着くのよね。5章の『重要なことに集中せよ』は『ビジョナリーカンパニー2』にも書いてあったし、7章の『意思決定に対し最後は勇気をもって実行せよ』はちょっと『嫌われる勇気』にも似てて、結局最後は勇気だと。
生き方や働き方がわかってきた気がする。