ネットやゲームとの付き合い方、依存を考える(2021年11月23日家族教室)
<解説>
これは2021年11月23日に埼玉県朝霞市内で実施したひきこもり支援の集い、CVN家族教室(主宰:石川清)の映像です。全部で1時間17分ああり、字幕などはついていません。
この家族教室は、コロナ問題の発生後、初めていつもどおりに催された家族教室でした。祝日の実施にもかかわらず、およそ20家族ほど参加していただけました。前回のような抽選は行わず、自由参加でした。
家族教室の前半では、およそ1時間ほど自己紹介と、それぞれの家族の抱える悩みや問題について話し合いました。遠方の関西方面から参加してくださったご家族もあったからです。かなり具体的でつっこんだ話もありましたが、プライバシーの保護の観点から、その模様は今回の映像には入っていません。ご了承ください。
今回の映像は、後半に行ったネットやゲームとの付き合い方についての話し合いです。ですが、時間も限られてしまい、ほとんど僕の講演となってしまいました。
音声や映像については、多少乱れているところもあるかもしれませんが、ご了承ください。また、このコンテンツをご覧になるには600円の課金が必要です。noteのアカウント(登録)を作っていただいて、クレジットカードを登録した上で、課金していただければ、このページの下の方に映像のアップしてあるyoutubeのURLが記されています。
そのURLをクリックしていただくなどして、ご覧ください。
(以下はこの家族教室のレジュメです。このレジュメを参考に、映像をご覧ください。アップ直後は映像をご覧いただけないこともありますが、時間が経てば滞りなくご覧いただけます)
コロナ後へ向けて
~ネットやゲームとの付き合い方、依存を考える~
1 復習 ひきこもりが短期間で元気になる一つの道
①バカンス療法…北欧の鬱対策にヒント。温暖な地で休み、楽しむ
プチ冒険で自信=自己肯定感をアップ
②充電できる居場所探し
沖縄の離島の民宿などで他人へ自己開示。交流して元気を回復➡︎社会参加
2 コロナ禍で深まったネットやゲームの依存
・巣ごもりストレス対策→発散→でも習慣化
・SNSやソーシャルゲームでコミュニケーションも→悪化せずにしのげる
・ズームやスカイプを用いたコミュニケーション→外出不要論
3 どのような弊害があるのか
・かなりの長時間のめり込む ・交流相手も同じひきこもり(?)←同調圧力
・課金に走る怖さ←改善は大変 ・交流相手と匿名の付き合い→その場限り
・昼夜逆転←夜間に多い交流
・SNSへの過度の依存による自縄自縛
・加速する孤立と暴力 ・コロナへの過剰適応
・感情が希薄になる ・強迫症状などの悪化
4 近年みられるメリットや効果
・Eスポーツの普及→就労や小遣い稼ぎ
・孤立の中での自己開示(SNS)→自己肯定感アップ
・映像や図解を通した学習
・SNSで友人づくり
※一時的にはメリットもあり。ただ長期的には依存や孤立を深めることも
5 コロナ後へ向けて 停滞感と置いてけぼり感
・コロナ禍で安心して長期停滞→脱停滞への切替が困難
・コロナ後の社会の変化や回復についていけない!→変化する社会について理解と知恵
・コロナで社会システムが変化→戸惑い←環境の変化や社会参加への恐怖
以下のURLをクリックされてください。
ここから先は
¥ 600
サポートしていただければ幸いです。長期ひきこもりの訪問支援では公的な補助や助成にできるだけ頼らずに活動したいと考えています。サポート資金は若者との交流や治癒活動に使わせてもらいます。