タジク人 テュルク系との違いは
タジク人は、中央アジアのタジキスタンと、その隣の南アジアのアフガニスタンに住んでいる民族です。テュルク系とは、何が違うのでしょうか。
写真 wiki「タジク人」より引用
上の写真は、タジク人です。中央アジアの人は、テュルク系のイメージがあると思いますが、どうしてここだけテュルク系では、ないのでしょうか。
写真 大紀元より引用
上の写真は、新疆ウイグル自治区に暮らすタジク人です。タジク人は実は、インド・ヨーロッパ語族である。テュルク系は、アルタイ語族である。インド・ヨーロッパ語族とは、主に英語、ドイツ、フランス語、スペイン語、ギリシア語、ロシア語、アルメニア語、ペルシア語、ヒンディー語などです。インドでも話されているが、南では、ドラヴィダ語族が話されている。
上の写真は、インドの女優プージャ・ヘグデさんです。北インドの人は、このような顔をした人が多いです。北インドに多い人たちは、アーリア人と呼ばれていて、ブッタもアーリア人です。
写真 wiki「ドラヴィダ人」より引用
上の写真は、ドラヴィダ人です。ドラヴィダ人は、アーリア人とは違うドラヴィダ語族を話し、肌の色が黒く、身長が低いのです。インダス文明を築いたのもドラヴィダ人です。北インドのアーリア人は、欧米人とは、見た目の区別がつかない人が居るのが分かりましたね。話を元に戻してタジク人以外の中央アジアの人は、テュルク系が多いです。テュルク系は、モンゴルやシベリアから移住した人です。モンゴル語、ツングース系などがアルタイ語族に属している。元々中央アジアに暮らしていたのは、アーリア人なのです。そして移住した人は、アーリア人と混血したのです。インドのアーリア人の先祖も中央アジアなのです。イランの国名の由来は、アーリア人の国という意味です。タジク人もペルシア系なのです。
写真 wiki「ペルシア人」より引用
上の絵は、ペルシア人の貴族と兵士です。ペルシア人もアーリア人で欧米人とは区別がつかないのです。狭義のアーリア人は、イラン系アーリア人で広義のアーリア人は、イラン系アーリア人の他、北インドの人、パシュトゥーン人、タジク人が入ります。最広義のアーリア人は、インド・ヨーロッパ語族の人たちで、ナチスの言うアーリア人とは、最広義のアーリア人なのです。ナチスには、名誉アーリア人があり、アルタイ語族に属するトルコ人、ウラル語族に属するマジャール人、フィン人も名誉アーリア人と宣言し、同じ枢軸国だった日本人もアーリア人と宣言した、日本には、白人のような顔をしたアイヌ人がいるがDNAの解析でコーカソイドではないことが分かった、普通の日本人の遺伝子からもコーカソイド系の人は、とても少ない。みんながモンゴロイドだからコーカソイドの血が薄まるからである。そしてトルコ人、マジャール人、フィン人の先祖は、モンゴロイドであるがコーカソイドの人と混血して現代の顔になったのである。