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8瞑想と食事

最近、本棚の一冊の和尚の本が気になり手に取ってみた。ぱらりとめくった箇所を読み進めていくと、食事をする時の意識の持ち方が書いてあり、小さなテーブルの上にその本を置いた。
日々の食事の時に和尚が推奨している事を、やってみようかと思ったのだ。

まだ試してはいなかったが、それから3日程が経った。
程なくして東京のOSHOのセンターからニューズレターが送られてきた。
1か月に1度、これまでに出版された数百冊の本の中から、抜粋された記事が送付されてくるのだが、そのニューズレターとキッチンに置いた本の内容が同じものだった。
その本の内容というのは「食物は神からの贈り物だ。食物を手で触れ、匂いを嗅ぎ、少量ずつゆっくり味わって食べてごらん!人がいたってかまう事はない、試してごらん!」と。
その箇所が何だかとても気になり、私は和尚が言った通りに、速度を落として目を閉じてゆっくり食べてみた。食べ物を感じてみようと意識して食べてみた・・・。
その時から私の食事をする時の態度が少しづつ変化していったように思う。
大きく変わったのは、ごはんがとても美味しく感じられるようになったのだ。
当たり前のごはん・・・それが、今やあたり前では無くなってしまった。こんなに長く生きて来て1日に2~3食、多い時は4食、食べている毎日の出来事なのに、初めてごはんの美味しさに目覚めた気がするのだ。目から鱗、まさにそういう感じだ。
最近、ごはんを食べながら自然に出てくる言葉が「美味しい!!!!!」、心の底からそう思える自分がいる。体中が喜んでいる。こんな大事なこと、なぜ今の今まで気が付かなかったんだろう!

そして、もう一つの変化は腹7~8分目位の所で一旦、食事を止める事もできるようになった。
以前はがむしゃらに満腹感がある所までガツガツと食べていたのだが、腹8分目位でSTOPをかけられるようにもなった。食後、お茶を飲み、5分位待つ・・・と自然に満腹感が後からじわじわとやってくるのだ。
それでも少し食べたりないなと思う時は、体が何を欲しているのかを体に聞いてみて、体が欲しているものを食べる事にしている。

でも大抵は5分待つ事で解消される気がする、いっぱい食べた!もう十分という感じになる。
体にも負荷が掛からない気がする。
そして、なぜか、痩せたかった足だけ痩せたのだ。
ほっそりしてきた。とても不思議で自分でも驚いている。


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