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あんこ工場の夜

今回挑戦したのはあんこ工場での作業。
15時〜22時と、いつもよりは少し長めである。

私は営業や制作などのオフィスワークしかしてこなかったので、今回の転職活動でも、その分野を選んでいる。
スキマバイトのタイミーでは、転職先として選ばないような分野の仕事に挑戦できるので、職場体験みたいで楽しい。
※タイミーのプロモーション記事ではない

家から職場は電車と歩きで1時間くらい。
近くに来ると甘い匂いがしてくるのかなと思っていたが、工場の敷地内に入るまでほとんど匂いは感じなかった。

ロッカーにて用意してくれた服に着替え、よく手洗いし、爪ブラシで指先も洗い、粘着ローラーでほこりをとり、その後エアールームみたいなところで全身を強風で吹かれた。
靴も履き替え、ゴミが入らないように粘着シートの上を歩いた。
さすが食品工場、衛生に対する意識がすごい。

私は父親の遺伝からか、あんこが大好きなので、あんこを作る現場がこんなにきちんとしていて、なんだか嬉しくなる。

仕事内容

この工場はタイミーで人員を募集するのが初めてらしく、待機が結構多かった。
しかし対応してくれた人がよく、気さくに話しかけてくれたり、作業のコツを優しく教えてくれ、急かされるようなことも一切なかったので、とても働きやすかった。

具体的な作業は下記の通り

・箱からトレーに豆を移す
・練あんこをトレーに並べる
・冷蔵庫内の整理

など。
一緒にタイミーで入っていた同年代の男性と2人体制で働いていたのだが、その人も面白い人で暇をしなかった。

報酬

今回は休憩があったため、実働6時間で7,100円。

しかし、今回はお金というより、工場の見学ができたことや、地上4〜5階建てビルくらいの高さの大迫力の倉庫が見れたことなどが大きかった。

工場見学と工場体験をさせてもらってお金までもらった気分だ。

まかない

工場アルバイトなのでまかないはないが、工場内で試作したあんぱんみたいなのを持ち帰りできた。
自分が携わった仕事の成果物を体験できるのはとても嬉しい。

ーー

あんこ工場で働きながら日が暮れるのをリアルタイムで感じた。
さっきまで明るかったのに、もう陰った色になっている。
ダンボールを解体している間にまた少し闇が深くなる。

時計よりももっと大きな、もっと根源の、太古より私達に流れる時の流れを実感する。
これは子どもの頃はもっと近かったはずの感覚だ。

それを大人になってから体験することは、ある意味レストランで夜景を見ながらご飯を食べるより贅沢かもしれない。

今日実感したのだが、どんなに仕事でも、1日だけなら異業種体験として楽しく働ける。

これからも同じ職場にばかり入るのではなく、色んな職場に挑戦してみようと思う。

つづく!!

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