見出し画像

39日目_旅先に帰る【ジョージア/トビリシ】

3/4(土)

まだまだバトゥミを満喫したかったが、トビリシ国際空港からエジプトへ向かう航空券を取っていたため、朝からトビリシに向かう。

ジョージアでは3つの街(トビリシ、クタイシ、バトゥミ)に滞在することができた。

同じ国の中で移動したのはインドのアフマダーバード→ムンバイの飛行機だけで、同国内の陸路での滞在地変更は本旅初めてだった。
そのため、少しだけジョージアという国の地理が頭に入った気がした。

出発は早朝

バトゥミ駅は市街からかなり遠い。
5kmくらいある。
早朝から歩くのは厳しいので、バスに乗ることにした。

事前に調べた情報によると、バトゥミのバスに乗るにはバスカードが必要とのことだったが、トビリシと同じくクレジットカードでも乗ることができた。

バス乗り場、まだ暗い

バトゥミ駅に到着

バトゥミ駅

ここから5時間くらい鉄道での移動だ。
クタイシからバトゥミに来たときとは違って、めちゃくちゃ綺麗な電車だった。

トビリシ到着後の写真

しかし乗り心地はというと、ジョージアの国内移動で1番良くなかったかもしれない。

座席

電車の座席は日本の新幹線と同じく、真ん中に通路があり、左右に2人掛けと3人掛けが分かれていた。

そしてほぼ全ての座席が進行方向反対を向いており、進行方向後ろ側の車両の端のみ進行方向に向いた席(つまりそこだけ前の列と向かい合わせ、ボックス席)になっている。

ボックス席は他の人と顔を合わせることになるし、足元のスペースは独占できないしで、絶対に避けたいのだが、運悪くボックス席に配置されてしまっていた。

しかもボックス席の中でも進行方向反対を向いている窓際だった。
窓際ということ以外は底辺も底辺だった。

かなり前もってチケットを取ったのにこんな席になるなんて、あのトビリシ中央駅のお姉さん、言葉が通じにくいからって嫌がらせしたんじゃないだろうか。
なんて勘ぐりをしてしまうくらい悪い席だった。

ただ、きれいな景色が見えたので良しとする。

大自然

トビリシまでの5時間はかなり長く感じた。

トビリシ到着

トビリシに到着したものの、特にすることがないのでまずはチェックインをする。
明日は朝からバスで空港に向かうので、ステーションスクエアの近くで取った。

例の如くドミトリーだが、今日は寝て起きるだけなのでどんな宿でもオッケーだ。

ドミトリーで荷物をおいて一息つくと、お腹が空いてきたことに気付いた。

昼ご飯

少し遅めの時間だったので、いつもは行列でなかなか入れないという有名大衆食堂「Mapshalia」へ向かう。
なんでもトビリシで恐らく一番安いし美味しいとのことだ。

鶏の煮込みとパンとレモネード

私が注文したのは3品で、合計11.5ラリ(575円)と激安。
味もめちゃくちゃ美味しくて、なんでもっと早く行かなかったんだと後悔した。

鶏の煮込みはクルミベースを使っているらしく濃厚でクリーミーな味わいだった。
ジョージアで食べたモノの中で堂々の1位である。

バーガークイーンのパンで自炊なんかせずに、毎食ここにくるべきだった・・・

また次にジョージアに来たときは必ず来たい。


それからはもうダラダラと過ごした。
移動の疲れもあったし、明日から移動するという体力温存でもあった。
最後の晩餐はマクドナルド。

日本ではないバーガーだった

帰るという感覚

さて、今回トビリシに帰ってきたのは飛行機に乗るためではあるが、旅の道中で前の街に帰るというのは少し新鮮である。
※日帰りで観光地に行くとかはなしとして

トビリシには5日しかいなかったが、毎日たくさん歩き、観光だけではない「生活」をした街だけに、なんだか少し安心感があった。

今回の旅が終わって、またどこかの国に再度行くときはどんな気持ちになるのだろうか。
それが妻と2人で行くのか、友達と大勢で行くのか、家族で行くのかはわからないが、こんな安心した気持ちになればいいなと思った。

今回の旅では「未練を残さないように努力」していない。
また次に来る理由になるからだ。

もちろん意図的に未練を作るということもないが、未練一つとっても旅の思い出だと割り切っている。

旅が終わっても私は生きるし、なんなら人生という長い目線でみるとそこからが本番のようなものである。
本番での楽しみもしっかり残しつつ、今を精一杯楽しみたいと思う。

つづく!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?