83日目_アプリ開発とドイツ人のお姉さん【ナミビア/ウィンドフック】
4/17(月)
なんかんや代替フライト待ちのホテル宿泊も今日が最終日だ。
フライトキャンセルから結局4泊もした。
今日は何かマシなことをしようと思っている。
というのも、漫画を読んだり、ショート動画をみて過ごす1日は本当に何も残らないのだ。
多少暇つぶしをするのはいいが、それがメインコンテンツになるとキツい。
後から「これをやったな」というものをここで残したい。
無駄にウィンドフックで何日も過ごした訳じゃないのだと、誰よりも自分自身に証明しないといけないのだ。
何をすればいいのか。
それはもうわかっている。
アプリ制作だ。
今の自分にも出来て、かつなんかクリエイティブなのは恐らくアプリ制作なのだ。
アプリ制作
前回飛行機の日程を間違えて、ポルトガルのリスボンで急遽時間ができた時もアプリを作った。
その時はボタンを押すとランダムで私の声が流れるシンプルなアプリを作ったのだが、今回はもう少し凝った内容にしよう。
そうだな、同じ内容ではなく、ユーザーごとに内容が変わるのがいい。
録音ボタンを押したら声が録音できて、再生ボタンを押したらそれを再生できるようにしよう。
コーディング
そうと決まればすぐにコーディングにはいる。
とはいえ自分でjavaとかKotlinを書くことはできないので、今回もchatGPTさんに登場してもらう。
今回いじるのは下記のファイルである。
・メインのプログラムであるKotlinファイル
・見た目を担うxmlファイル
・デバイスの録音機能を使用する権限を付与するマニュフェストファイル
流れはこんな感じ。
1.録音、録音停止、再生の3つボタンの見た目をxmlコードで出力する
2.それぞれのボタンに個別のidを付与し、役割通りに動くようにKotlinコードを作成する
3.マニュフェストファイルで、アプリを開いたときにデバイスの録音機能を使用していいか確認するようにする
以上だ。
chatGPTへの依頼文(プロンプト)は基本的に現状のコードを全て貼り付け&こういう機能を追加したいという構文で問題ない。
何度かエラーは吐いたものの、そのエラーも丸ごと貼り付け、解消したコードを出力するようにお願いすると見事に修正してくれる。
完成
ただ、完成して思ったのだが、これはもう完全にただの録音アプリだ。
(もっと早く気づくべきだが)
しかも1つしか録音を保存できないので、完全にデフォルト録音アプリの劣化版である。
何かひと手間加えなければ・・・
そして思いついたのが
録音失敗アプリ
録音の機能はきちんと実装しているのに、いざ再生しようとすると、録音がちゃんとできなかったというセリフが流れるという無駄アプリである。
録音が出来なかったことを伝えるセリフは10パターンchatGPTに考えてもらって私がスマホで録音、mp3にしてリソースディレクトリにぶち込んだ。
※「ごめん、録音失敗した」とか「めっちゃ言いづらいねんけど今の録音できてへん、ごめん」とか
機能面は前回とほぼ同じなので、その出力依頼もスムーズにできた。
それが↓このハイライトの2つ目
本当に無駄なアプリだと思うが、このアプリを作っている間はとてもワクワクしたし、なんだか1日無駄にしなかったなと言う気持ちになれた。
結局私が作ったものが何かの役に立つことはないし、上でも自分で言ってしまってるように、これは無駄な制作なのだが、時間を無駄にすることと、無駄なものを作ることは大きく異なるのだ。
自分自身が納得できるかどうかの問題なのだ。
ドイツ人のお姉さん
アプリが完成して満足した私は食事会場へ向かった。
今日もビュッフェで野菜とお肉ばっかり取り、コーラで流し込む。
ご飯を食べ終わり、部屋に戻るときにドイツ人のお姉さんが1人でご飯を食べていた。
そうか、昨日まで一緒に居たフランス人のお姉さんはもう帰ってしまったのだ。
※フランス人のお姉さんの代替フライトは昨日
フライトキャンセル組もかなり減ってきており、恐らく後は私とドイツ人のお姉さん、ドイツ人の若い3人娘とフランス人の家族連れ、どこかの国のおじさんが1人残っているだけである。
このドイツ人のお姉さんとは、空港でいるときから少し話をしていたし、ホテルまでのバスも同じだったので、かなり打ち解けてきた。
なんでも、このナミビアで観光をしていた訳ではなく、南アフリカ観光をしていて、ヨハネスブルグからの帰りに乗り換えで寄っただけなのだそうだ。
その乗り換え便が機材不良でキャンセル、2時間の乗り換えのはずが4泊になるなんて、なかなか珍しい体験をしているお姉さんだ。
しかし、せっかくならということで、日帰りのシティツアーとかサファリツアーとかに申し込んで行ってたようで結構ナミビアを満喫したらしい。
※私もお姉さんにツアーを誘われていたのだが、満席になってしまっていたので行けなかった。
お姉さんは明日の20時のフライトでドイツに帰るらしく、恐らく私が最後のフライトキャンセル組だと言っていた。
明日は会えないかもしれないので「今までありがとう」と告げ、部屋に戻る。
それにしても「もっと英語が上手かったら」と何度思っただろう。
継続して勉強はしていたものの、やはり深い会話はなかなかできないし、聞き取りも難しい。
英語の勉強は日本に帰ってからも続けようと思った。
最後の夜は湯船にお湯を溜めてゆっくり浸かった。
そしてジャンププラスでスパイファミリーを読みながら寝た。
つづく!!
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