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映画「イエスマン」から学ぶ"YES"のススメ

「イエスマン  “YES”は人生のパスワード」という映画をご存知だろうか。

友人からの誘いを断り続け、仕事もうまくいかず、みんなからバカにされていた主人公がとあるセミナー(宗教団体?)に参加し、「何を言われても YESと答えろ」という教えを真面目に守ってみたところ、人生が激変する、という有名な映画である。

ぼくはこの映画に多大な影響を受けました。映画冒頭の閉鎖的な主人公が、当時の自分に重なりとても共感したのだ。

今日する話は、ほとんどの誘いに対して「YES」と答えるようにしてみた僕の体験談。実際に僕の身に起こったことを紹介します。


1. 友達が増える

映画では、友人に飲みに誘われるところから始まり、ホームレスに「スマホ貸してくれ」みたいな普通の人だったら断りたくなることまで、"YES"と答えるシーンがある。

流石に僕も携帯は貸せないがw

友人からの誘いに関しては、飲みの誘いから、セミナー参加の誘いから、目的のわからない深夜の呼び出しまで、基本的に答えるようにしてみた。

そういう場には、普段の生活で接しないような人種の人がいたり、仕事や普段は話さないようなことを話したり、行ったことない場所に行けたりと、"NO"と言うことでは経験できないことが待っていた。

これは、正直体験してもらうしかないかな、と思うので、騙されたと思って"NO"と言いたいところを、奥歯噛み締めて"YES"と答えてみて欲しい。

勿論痛い目に合うこともあります。お金も必要以上にかかりますし、欲しいもの買ったほうがいい、って言う意見もありますが、モノ消費よりコト消費と言われてる時代なので、体験にお金を投じてもいいんじゃないかな、って個人的には思う。


トピックであげた「友人が増える」に関しては、ど新規の友達ができて、ずっと仲良くなるってことはあまりないものの、SNSで繋がって、たまに連絡とったりはしてる。

ちなみに一番大きかったことでいうと、行った先にいた女性と知り合って彼女ができました。(爆笑)

映画の主人公もホームレスに振り回されたあとに出会っためちゃくちゃ可愛い女性と親身になることができており、"YES"と答えることで出会いって生まれるんだな、と実感。


2. 仕事観が変わる

みなさんがどういった経緯で今学業や仕事に就いているかはわかりませんが、いろんな人種の人と関わることで仕事観が変わったな、と思う。

ある人は「血吐くまでは働ける。血吐いたら休む。」と言い、ある人は「土日は絶対に休まないと無理」と言い、ある人は「仕事が楽しい」と言う。

結論から言うと、僕はそういった出会いで転職することにしたんですが、「このまま今の会社で働いてていいんだっけ?」とか「やめたい」みたいなことを漠然と考えているかたには"YES"をお勧めする。自分と似た人と話すことで、もっといい仕事に出会えるかも。


3. 遊び方のバリエーションが増える

これまで、趣味と言えるものが2,3くらいでしたが、"YES"と答えるようになって、趣味が増えました。ダーツを買ってダーツにハマってみたり、ゴルフをするようになったり、スノーボードに没頭したり、とにかく趣味が増えた。

勿論、バリエーションが増えることで、何か一つのことを極められなくなる、と言うデメリットはあるが、遊び方のバリエーションが増えると、突如誘われた時に対応することができる。

例えば、「今度、ダーツバーで合コンあって一人足りないんだけどこない?」みたいな時に、

(予定も空いてるし、"YES"って言いたいけどダーツ苦手なんだよな〜)みたいなことを回避できる。むしろ、ダーツをやっていて、イエスマンであれば、合コンと言う遊び方を追加することができる。

こう行った文脈で相乗的に遊び方が増えて、"YES MAN"としてのスキルも上がっていくのだ。


4. 自分が「何が好きか」がわかる

こうして世界を広げることで、どういうことが好きなのか、どう言う状態でありたいのか、ということがわかるようになってくる。

カードを100枚持ってる人とと、10枚持ってる人で、選択のクオリティが大きく変わるのは想像に易いと思う。

色々やってみることで、関わる人が増え、遊び方や仕事の仕方を選べるようになり、より良い選択ができるようになってくる。そうすると、人生がよりハッピーな方向に向いてくるのではないだろうか。


"YES"の過程でお金や時間はかかるし、睡眠時間は少し減ることになるが、それでも得られることはたくさんあるので、これを読んだ今日からでも"YES"を意識してみるといいのではないでしょうか。


まだ見たことがない人は、映画のイエスマンもぜひチェックしてみてくださいね。

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