Time is Life(其の二)

命は、時の中に投げ込まれた。

命は、時とともにある。

時は、命だ。


「人生は修業だ」という物語を作って、それを生きてきた時期は、結構長い。20歳くらいから40歳くらいまで、20年くらいそういう物語で生きてきたなと思う。それはまぁ、それで。

人生は修業だとしたら、何になるための修業?


人生が修業だとしたら、人生は手段で、では目的は?

違うんだよな。
(いや、いいんだけどね、修業物語も全然いいんだけれどね)


人生は何かのための手段じゃないんだよな。

人生が目的なんだよな。

今生きているということそのものが、目的なんだよな。

この一瞬一瞬が、目的なんだよな。


この、二度と帰らない刹那こそが、目的なんだよな。


今ここで、生きるんだよな。

何かになるために、生きてるんじゃないんだよな。


だからもう、ただ生きるだけだ。

ただ、生きるのみ。


そして僕は、愛と共に。

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