試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第13節・ガンバ大阪戦)
5月8日はパナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪戦です。
ガンバ大阪は、週半ばに試合はなし。他のチームはルヴァンカップがありましたが、ACL組なのでそれもなく、一週間近いインターバルがありました。なのでおそらく名古屋戦でのフロンターレの戦いぶりもじっくり観ていたでしょうし、十分な準備と対策をしてきていると思います。
消化試合数の関係もあり、今季の順位は下位にいますが、昨年はリーグ2位。今年の天皇杯決勝とゼロックスでの対戦も、1点差勝負ですから、簡単に勝たせてはくれない相手でしょう。かつ、昨年はリーグと天皇杯という2つのタイトルを目の前で奪われてますし、ホームでは意地を見せてくるはずです。
では、そんな一戦の見所を語っていきましょう。ラインナップはこちらです。
■「ビッグマッチの後の試合のテンションは難しいところがあります。ただ本当に1戦1戦に集中できているし、チームとしても切り替えはできています」(登里享平)。ビッグマッチの後には「落とし穴」が潜んでいる。だからこそ、スタメンの顔ぶれに注目したい。
■「そこのところを、もう一度、上のメンタリティーでやれるか。首位対決という大きなゲームを終えた後に、また力のあるチームとやる」(鬼木監督)。前節終了後、自らの采配に矢印を向けた指揮官に問われるマネジメント力とは?
■「サッカーのところで、もう一段、二段上げていく取り組みをしたい。それが現時点で考えているところです」(鬼木監督)。この試合に向けてチームが修正しようとしているポイント、ズバリ言うわよ!
■「難しい中断期間があったと思うが、チームとして調子を上げてきているし、ブラジル人選手も能力が高いと思っている」(ジェジエウ)、「(ガンバの)外国人選手はパワーがあるし、一発を持っている」(鬼木監督)。生かしたいのは広島戦の教訓。求められる守備陣のリスクコントロールと、ゲームの終わらせ方。
以上、4つのポイントで全部で約8000文字です。去年の1位2位対決だと思うと、リモートマッチなのが残念ではありますが、きっと熱い試合を見せてくれるはずです。ぜひ見所を確認してみてください。
なお前節のレビューはこちらです。好評をいただいております。→「碧色深呼吸。」 (リーグ第12節・名古屋グランパス戦:3-2)
では、スタート!
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