空を見なよ
このnoteは、2020年6月5日に配信されたメールマガジン「Going!」の内容を公開したものです。
----------
オッス、いしかわごうだ。
今日のタイトルはシャ乱Qの曲名から。
先週の話になりますけど、新型コロナへの対応を続けている医師や看護師に敬意を示すため、航空自衛隊のブルーインパルスが東京都心の上空を飛行しました。
見ましたかね?
僕は見れなかったですけど・笑、よくよく考えたら、あの時間帯は、周りのみんなも一斉に同じ空を見上げたわけです。
・・・・みんなが同じ空を見上げる。
よく考えてみると、ちょっと素敵ですよね。
それで、思い出す話がありました。
それは、子供の頃に見ていた矢追純一のUFO特番の話です。
30年以上前ですけど、僕らの少年時代って怪奇現象や超常現象を扱った特番がたくさんあったんですよ。
ノストラダムス大予言とか、人面犬とかMr.マリックもそうですね。
当時、大人気だったのが矢追純一のUFOシリーズでした。
日本テレビのディレクターの矢追純一さんがUFOと宇宙人の謎を解明すべく、
アメリカの国際機関や秘密基地に潜入していくんです。そして潜入した軍の基地とかではUFOらしき物体がバンバン飛んでいたりするんですよー。
もう、夢中になって見てましたね。
なんで日本のテレビ局のクルーが、アメリカの国際機関や秘密基地にそんなに簡単に入れるんだよって今だったら突っ込むんでしょうけど、当時はそんな疑問は一切なし・笑。
番組を見た次の日から、日本中の子供たちは、UFOが飛んでないかを確認すべく、ひたすら空ばっかり見てました。
一時期、UFOは大ブームになってました。
このUFOブームの火付け役が矢追純一さんだったわけです。
当時の矢追さんというのは、日本テレビのディレクターです。別にUFOが好きだったわけではないそうです(※ちなみにUFOという言葉を生み出したのも矢追さん)。
じゃあ、なんでUFO番組を作ろうとしたのか。
もともと、バックパッカーとして世界中を旅していた矢追さんは、他の国と比べて
どうして日本人は皆、急いで歩いているのか、不思議だったそうです。
どこ行くにしても、前をまっすぐ見つめたまま、日本人はわき目もふらず歩いている。
他の国の人はもっとぶらぶらしてるのに。
日本人は精神的な余裕がないんだろうな、と思ったそうなんですね。
だから、たまには立ち止まって空を見ようと。
日本人に心の余裕を取り戻して欲しい。そこでUFO番組を作ったそうなんです。
もしUFOがいるかもしれないと思ったら、みんな空を見上げるからです。
いやー、素敵じゃないですか。
ロマンティックじゃないですか。
子供の頃は全く気づかなかったけど、あのUFOシリーズに、矢追さんのそんな思いがあっただなんて・・・・
なんだろう。
こういうのって、伝え方、捉え方次第で評価が変わるのかもしれませんけど、
僕はそういうのを楽しみたい派です。
6月になり経済活動も活発化していき、気持ち新たに、やる気バリバリだと思います。
でも、ほんの少しだけ立ち止まって、空を見上げてみる。
そんな時間と気持ちのゆとりを持ってから突き進んでいくのも良いでしょう。
ではでは。
------
読んでいただき、ありがとうございます。noteで公開しているのは、配信したバックナンバーの一部です。こんな感じの無料メルマガなので、もし興味がある方は登録してみてくださいね。
以下は、投げ銭感覚で応援してくれる方へのおまけです。袋とじ感覚でお楽しみください。
ここから先は
¥ 100
ご覧いただきありがとうございます。いただいたサポートは、継続的な取材活動や、自己投資の費用に使わせてもらいます。