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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第34節・ジュビロ磐田戦)

 12月1日は等々力競技場でのジュビロ磐田戦です。

 いよいよJ1最終節です。
すでに優勝を決めているため、フロンターレは勝敗によっても順位に変動はありません。載漪後には優勝セレモニーも行われるようで、等々力でシャーレ(本物)を掲げるようです。そのときにサポーターが青覇テープを投げ込むことになっているようなので、持参をお忘れなく。去年同様に、等々力の夕焼けに青覇テープが飛び交っていく光景・・・すごく楽しみです。

 それを楽しむためには、やはり試合に勝って終えたいところです。
リーグの最多得点と最少失点の達成もかかっていますからね。リーグ失点数は2位と5差なので、大量失点がなければほぼ確実ですが、最多得点は横浜F・マリノスと並んでいる状態です。ぜひ両方達成して、記録付きでの2連覇といきたいところです。

 では、試合の見どころを語っていきたいと思います。ラインナップはこちらです。

1.「そういう選手たちと一緒に喜びあう瞬間は、幸せな瞬間なので」(長谷川竜也)。良いチームが見せる表情とは何か?そして、最終節の気になる予想スタメン。

2.「自分自身の中で『ブレたな』という思いになる。そこは自分自身の中でもどこか意識があるのかもしれないですね」(鬼木監督)。優勝後の2試合に対するスタンスでようやく垣間見れた、鬼木監督らしさとは?

3.「勝って、勝って、勝って、自分たちは成長してきた。そこを最大の目標にして、そこに最多得点と最少失点があると思うが、それはやるべきことをやればついてくるもの」(中村憲剛)。出方やシステムが読みにくい磐田戦。だからこそ、やるべきことが明確でもある一戦。

4.「相手を見て、できるようになった。相手を見ることの準備の仕方も出来てきている」(守田英正)。急成長を遂げているダブルボランチに問われる、舵取りと対応力。

5.「自分のコントロール、チームの守備のコントロールも含めてやっていきたい」(田中碧)。攻守に見出した課題に向き合うダイナモ・田中碧。必要なのは、「遊び心」?

 以上、5つのポイントで約7500文字です。今年のラストプレビューです。ぜひお付き合いもらえると幸いです。

なお、前節のレビューはこちらです。2点目のカウンターについて追記をしたので、ぜひ読んでみてください。➡️スタイルの完成度を見せつけた多摩川クラシコ。優勝して新境地を開くことで手に入る、新しい強さもある。(リーグ第33節・FC東京戦:2-0)

では、スタート!

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