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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第31節・FC東京戦)

10月2日は等々力陸上競技場でFC東京戦、多摩川クラシコです。

水曜日のヴィッセル神戸戦から中二日での過密日程です。このFC東京戦に向けては、チョン・ソンリョンと宮城天がオンライン取材の対応をしました。

アカデミー育ちである生え抜きの宮城天にとっては、もし出場すれば、初めてのトップカテゴリーでの多摩川クラシコになりますね。

ちなみにモバフロ(モバイルフロンターレ)の金通訳のブログで、宮城天はチョン・ソンリョンから「テン・フンミン」と呼ばれていることが明かされていました。プレミアリーグ・トットナムでプレーし、現在アジアナンバーワン選手とも評されている、韓国代表のソン・フンミンをもじったものです。

 いつからソン・フンミンに憧れているのか。またどんなやり取りで、ソンリョンに言われたのか気になったので、そんな質問を尋ねてみると、「別に(ソン・フンミンは)好きじゃなかったんですよ」と笑って、いきさつを話し始めてくれました。

「ソンさん(ソンリョン)は寡黙なので、助言してくる一言一言に重みがあるんです。そこでソンさんに『ソンフンミンに似てる。なれるぞ』と言ってもらえた時に、すごく嬉しくて・・・・そこから好きになりました。ソンさんに言われたなら目指そうと思ったんです」

 なるほど。
決して饒舌ではないソンリョンの言葉だからこそ、響いたというわけです。ちなみに目指してはいるものの、ソン・フンミンの出ているトットナムの試合を欠かさずみるほど熱心にチェックしているわけではないそうです・笑。

そんなテン・フンミンの出場に期待しつつ、試合の見どころを語っていきたいと思います。

なお、前節のレビューはこちらです。山根視来と家長昭博の凄みについて、後日取材も加えて掘り下げてます。よろしくどうぞ。→「蒼い月に吠える夜 」(リーグ第28節・ヴィッセル神戸戦:3-1)

では、スタート!

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