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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第12節・名古屋グランパス戦)

8月23日は豊田スタジアムで名古屋グランパス戦です。

リーグ最少失点だった2位・セレッソとの天王山を制した後は、3位の名古屋グランパスとの一戦です。ちなみに前節にセレッソが5失点したことで、前節無失点で勝利した名古屋がリーグ最少失点になりました。

つまり今節は、リーグ最少失点の3位・名古屋グランパスとの一戦。またリーグ随一の堅守のチームが相手です。

何よりリーグ11連勝をかけた一戦。ここからはどれだけ連勝記録を伸ばしていけるかの勝負になります。ただその状況が、今のチームにとって何かしらの影響が及ぼすのかと考える必要はないでしょう。鬼木監督が言います。

「楽しむことは大きな要素だと思っています。自分たちも楽しんで、見ている方にも楽しんでもらう。選手達には言ってますが、こういう状況を作り出しているのは自分たち。そこでプレッシャーを感じる必要はなく、楽しもうと。それは繰り返し伝えています」

良いことを、言いますね。リーグ10連勝という新記録は、自分たちで頑張った末に、たどり着いた場所です。その登ってきた場所の高さに怖がったり、プレッシャーを感じる必要はありませんからね。選手たちもいつも通りの気持ちでゲームに臨んでくれるでしょう。

では、試合の見どころを語っていきたいと思います。ラインナップはこちらです。

■名古屋戦後に控えているのは、過酷すぎる中二日で続く神戸戦と清水戦。その逆算から導き出していく、名古屋戦のスタメン推理。

■「自分が堂々と前向きにプレーできる回数が増えれば、チャンスは必然的に多くなる。そこは逃げずにやらないといけないと思います」(田中碧)。立ち上がりの奇襲に敏感さと対応力を求められる、アンカーとしての責任。そして、中村憲剛から大島僚太、田中碧へと引き継がれていく川崎のボランチにおける伝統。

■「名古屋戦の2ゴールはポジショニングで相手に勝ったもの。そういう風に得点を取れるようになってきているので、自信はついている」(三笘薫)。ミトマが決めれば、ダミアンも決める。リーグ戦4試合連続アベックゴール達成のために求められる、名古屋守備陣攻略の攻め筋。

■「阿部くん(阿部浩之)は一緒にプレーさせてもらった中で、学ぶべきものもたくさんありました」(田中碧)、「阿部ちゃんが出れば、名古屋は違う顔、サッカーになる。そこのところは、警戒しないといけない」(鬼木監督)。復帰かと思いきや、残念ながら欠場濃厚。阿部浩之に影響を受けたフロンターレの選手の話。

以上、4つのポイントで全部で約10000文字です。一週間前に対戦してプレビュー&レビューを書いたばかりなので、戦術的なポイントはあまり重視せずに読み物重視の内容にしてみました。

なお、前節のレビューはこちらです。→「どんなときも。どんな相手にも。」 (リーグ第11節・セレッソ大阪戦:5-2)(※レビューでは、三笘薫の項目を追記しているので、購入した方は忘れずに読んでくださいね)。

よろしくどうぞ。

では、スタート!

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