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「それが大事」 (リーグ第18節・横浜FC戦:3-2)

等々力競技場での横浜FC戦は3-2で勝利。

・・・・苦しみました。試合後は、内容的にも負けたような気分になりましたが、勝ったのは川崎フロンターレです。これでリーグ6連勝。首位をキープです。

今年の鬼木監督は「勝ちながら成長していく」と言い続けてますが、勝ち点3を積み重ねながらでしか反省できないものもあります。苦戦はしたものの、「最後は守り切れる」という自信を深める一戦だったとも言えるわけです。何より、こういう経験を積み重ねることは、チームの成長に良い薬になっているはずですから。

早速ですが、本題に入りたいと思います。今回のラインナップはこちらです。

■「王者を最後まで追い詰めることができました」(下平監督)。前半はシュート0でも無問題。横浜FCのしつこすぎるビルドアップにあった狙いとは?

■「フロンターレの圧力が強かったので、守る時間が長くなることは分かっていました」(三浦知良)。レジェンドたちにハードワークさせ続けた左サイドの攻撃を読み解く。巧みなコンビネーションを見せた登里享平と齋藤学と、それを下支えしたCB・山村和也のゲームメークとIH・中村憲剛のポジショニング。

■徹底的に繋いでくるなら、徹底的に奪いにいく。狙い通りだった追加点と、思わぬ誤算が起きた後半。そこで勝負を分けたもの。

■2ゴールの旗手怜央と1ゴールの田中碧。勝利に貢献した若手二人の言葉から読み取れた、チームに根付き始めているメンタリティーとは?

■「こうやってピッチに立てるのは、みんなの助けがあるからだと思っています。みんなに感謝したいですね」(三浦知良)。だからキングは自信を持ってピッチに立っている。

(※追記:9月26日後日取材)■「J1で首位にいるチームで出る難しさを、この歳で経験できる選手はいない。幸せな環境にいると思ってます」。39歳・中村憲剛が語った、幸せな挑戦。

以上、6つのポイントで全部で約14000文字です(後日取材で中村憲剛の追記しました)。キングカズこと三浦知良についても感じたことを書きました。ぜひどうぞ。

なお、プレビューはこちらです。→試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第18節・横浜FC戦)

では、スタート!

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