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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第27節・名古屋グランパス戦)

 9月22日は等々力競技場で名古屋グランパス戦です。

 前回のリーグ戦の対戦は名古屋のホームでした。風間八宏前監督が等々力で指揮をとるのは、フロンターレ退任後では初めてとなります。楽しみですね。

 そして中断期間中に名古屋に移籍したエドゥアルド・ネットも、久しぶりに等々力のピッチでプレーすることになりそうです。

 名古屋の試合を見ていると、チームの組み立ての生命線になっているのは、やはり彼ですから。あの左足しか使わないボールコントロールから、チームの攻撃を循環させています。好不調の波が激しい選手なのが玉に瑕でしたが、気持ち良くプレーしているときのネットのパフォーマンスは、素晴らしいものがあります。

 この試合当日がどっちなのかはわかりませんが、相手が強いほど燃えるのがエドゥアルド・ネットですから、等々力ではモチベーションは高いと見ていくべきでしょう。彼の性格をよくわかっている中村憲剛は、こう警戒しています。

「どういうテンションで来るかはわからないけど、良いネットだと思ったほうがいいね」

 良いネットって「いい部屋ネット」みたいな響きでしたが・笑、良い状態のネットにいかにしてストレスを与えるような守備をして、こちらのペースに持ち込むのか。悪いネットを想定して準備しておくよりは、そこを考えるほうが得策ではありますね。

では、試合の見どころをディープに語っていきたいと思います。今回のラインナップはこちらです。

1.守田英正は全治4週間。懸念材料は、大島僚太の状態。気になるスタメン予想は?

2.「全くないです。自分たちが勝つことしか考えていない。それで見ている人が面白いと思ってくれればいいので」(中村憲剛)。面白いゲームより勝ち切るゲームを。鬼木イズムが浸透していることを、等々力で示す一戦。

3.「攻撃が強いチームですけど、守備の面では穴があるはず」(小林悠)。名古屋守備陣にストレスを与えるための一番の対策とは?

4.「ネットはボールの扱いも含めて上手い選手。バランスも見つつだけど、厳しく行きたい」(下田北斗)。名古屋の中盤の心臓はエドゥアルド・ネット。コントロールに絶対的な自信を持っているこそ、そこが「ボール狩り」の狙いどころになる理由とは?

5.「ちょっとすごいですね。アウェイで対戦した時とは別人のコンディションとキレ」(谷口彰悟)、「うまく背負われると厳しい。いろんなチームのセンターバックに対しても、(体で)うまく抑えている」(車屋紳太郎)。万能型ストライカー・ジョーを、等々力で沈黙させるために〜ポイントは、個で対応しないことにあり。

 以上、5つのポイントで全部で約7000文字です。今回は鬼木監督と風間監督の違いにも触れながら、プレビューを書いてみました。ピッチ上でのそうい違いを比べながら観戦するのも、また面白いかと思います。

なお、好評いただいた前節のレビューも公開中です。こちらもよろしくどうぞ。➡️「前へ前へ」の姿勢で生まれた7得点。歴史的な大勝劇を呼び込んだ「ボール狩り」を、指揮官はいかにして機能させたのか。(リーグ第26節・北海道コンサドーレ札幌戦:7-0)

では、プレビュースタート!

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この続き:7,040文字

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第27節・名古屋グランパス戦)

いしかわごう

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サッカーと将棋をコンテンツ化するフリーランスです。Number Webなどに寄稿。著書は「将棋でサッカーが面白くなる本」、「川崎フロンターレあるある1&2」など。「サッカー脳を育む」、「サッカー上達のためのマインドとメソッド」など中村憲剛の著書の構成も担当。
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