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「LITTLE WING」 (ルヴァンカップ準々決勝・ヴィッセル神戸戦:6-0)

ノエビアスタジアム神戸でのヴィッセル神戸戦は6-0。

文句なしの大勝で、ルヴァンカップ準決勝進出を決めました。

しかし6-0とは・・・1週間前に2-2で終わった試合が、まさかここまで大差がつく結果になると予想した人はおそらくいなかったはずです。

 勝負どころは、序盤にありましたね。

立ち上がりから強気すぎるプレッシングを敢行した川崎フロンターレは、ヴィッセル神戸のビルドアップをことごとく封じ、前半だけで・・・というよりも、飲水タイムに入る22分までに3ゴールを記録。

 序盤に3点の差がつくと、中盤、終盤の進め方もまったく変わってきます。試合後のリモート会見に現れた神戸のトルステン・フィンク監督は、「前半の頭にパスミスが多過ぎて、相手をゴールに招待しているような状況だった」と、この時間帯の対応を嘆きました。

 では、フロンターレはいかにして神戸のパスミスを誘発していったのか。今回のレビューでは、そういった部分の勝因を含めて掘り下げてみました。ラインナップはこちらです。

■「自分たちらしさを全面に出すのが相手にとって脅威だと思っています。それを選手が体現しててくれた。それが全てだったと思います」(鬼木監督)。休むから、また走れる。8月の連戦を経て、鬼木監督の中で変わり始めているもの。

■「とにかく気持ちの勝負だと思っていた。前からプレスをかけて、気迫で勝つことをを見せたかった」(小林悠)、「完敗ですね。うまくはまってしまった。やりたいことはほとんどできなかった」(山口蛍)。神戸のビルドアップを窒息させた強気のプレッシング。それを機能させた旗手怜央と齋藤学の両ウィングによる絶妙なコース取りと強度を読み解く。

■「試合に出ないときでもすごく準備してきた自負はある。今日、このメンバー入ってない選手を含めて、チームは一丸とやれていると思っている」(齋藤学)。圧巻の1ゴール2アシスト。オフ・ザ・ボールで示した自らの存在価値とプライド。そして的中した小林悠の予言。

■危機感を強めていた脇坂泰斗の咆哮と、ついに鳴り響いた宮代大聖の号砲。そして、それがチームにもたらすもの。

以上、4つのポイントで全部で約10000文字です。

なお、プレビューはこちらです。→試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ルヴァンカップ準々決勝・ヴィッセル神戸戦)

では、スタート!

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「LITTLE WING」 (ルヴァンカップ準々決勝・ヴィッセル神戸戦:6-0)

いしかわごう

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サッカーと将棋をコンテンツ化するフリーランスです。Number Webなどに寄稿。著書は「将棋でサッカーが面白くなる本」、「川崎フロンターレあるある1&2」など。「サッカー脳を育む」、「サッカー上達のためのマインドとメソッド」など中村憲剛の著書の構成も担当。

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