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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ルヴァンカップ準々決勝・ヴィッセル神戸戦)

9月2日は、ノエビアスタジアム神戸でヴィッセル神戸戦です。

今回はルヴァンカップのプライムステージ準々決勝。再開後から大会方式が変更になり、ホーム&アウェイ方式ではなく、一発勝負となりました。

準々決勝、そして10月7日の準決勝は、90分間で勝敗が決しない場合、PK方式によって決定。つまり、90分が終わったら延長戦にもつれることなく、即PK戦になります。なお、11月7日の決勝戦は30分の延長戦を経てのPK戦です。ここは去年と同じですね。

ルヴァンカップのプライムステージといえばホーム&アウェイ方式だったので、90分ではなく、180分を通じた駆け引きもあるのが醍醐味でした。ホームチームは不利を招かないよう失点しないように、アウェイチームは有利になるように点を奪いに行く・・・どちらのチームも「アウェイゴール」を気にしたバランスで試合を進めていて、それはリーグ戦とも違う味がありました。

今年はそれを味わえないのはやや残念ですが、その代わりに(?)、ヴィッセル神戸とは三週間連続で対戦することになりました。謎の3番勝負になりましたが、今回はその2戦目でもあります。何よりルヴァンカップ連覇のかかった重要な一戦です。

では、そんな試合の見どころを語っていきたいと思います。

なお、前節のレビューはこちらです。→「誰かの願いが叶うころ」 (リーグ第13節・清水エスパルス戦:5-0)

では、スタート!

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