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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第30節・横浜F・マリノス戦)

11月18日は等々力陸上競技場で横浜F・マリノス戦です。

川崎フロンターレとしては、勝てば優勝に王手がかかる一戦。ただこの試合に向けたオンライン取材で感じたのが、チームのマリノス戦に対するモチベーションの高さです。優勝のために勝ちたい一戦というよりも、マリノスに勝ちたいという強い意志が伝わってくる印象でした。

 相手が去年のチャンピオンであること。そして去年、等々力で大敗している相手であるからでしょう。去年のホーム最終戦、相手は優勝をかけて等々力に乗り込んできました。そして立ち上がりからフルパワーで仕掛けてきたマリノスの勢いに押されて失点を喫し、1-4で敗戦。あれは等々力で見せてはいけない姿だったと思います。

だから、なのでしょう。

 三笘薫は「前回のマリノス戦は勝ったが、やっていてもクオリティを感じた。簡単に勝てる相手ではないと思います」と前置きした上で、テレビで見ていたという去年の等々力での悔しさをこう口にしました。

「前年度優勝をされた相手で、ホームで1対4で負けた悔しさはチームとして残っている。ホームで借りを返すのはみんなが思っているし、そうやって優勝しないと、今シーズンは優勝し切れない。チームとしても気合いは入っている」

では、そんな一戦の見どころを語っていきたいと思います。ラインナップはこちらです。

■「そこは自分の目も基準を厳しく持って選手に伝えている」(鬼木監督)。中三日で迎える神奈川ダービー。指揮官の言葉から読み解くスタメン予想。

■「今年の自分たちがこうやって首位に立って行けたのも、昨年のマリノスから刺激を受けたところもやっぱりあります」(鬼木監督)。優勝のためではなく、自分たちを証明するために勝たなくてはいけない一戦である理由。

■「それをわかっていても、ラインを上げてくると思っている」(三笘薫)。有効なのはハイラインの裏よりも斜めの揺さぶり。そして大事なのは、相手を見て最適な判断を下すこと。

■「前回、アウェイで対戦した時も開始早々に失点している。そういうゲーム入りの部分やインテンシティの高さには気をつけないといけない」(大島僚太)。気をつけたいボールの失い方。そして、いかに引っ張られずに、迫力のある守備を繰り出せるか。

■「『よかった。俺は育て方を間違っていなかったな』と(笑)。あれをみて、このチームで優勝してよかったなと思った」(中村憲剛)、「僕自身がプロでやっていく上でのお手本でした。自分が今あるのもケンゴさんのおかげ。本当に感謝しています」(大島僚太)。ケンゴとリョウタの師弟関係を振り返る。

以上、5つのポイントで全部で約8000文字です。

相手は昨年のチャンピオンですが、今季の優勝の可能性は、早々に消滅。すでにACLに向けて切り替えているチーム状態だと言えるかもしれません。一方のフロンターレとしては、王座奪還に向けたプレッシャーを感じながら臨む一戦。両者の思惑がどうぶつかり合うのか・・・楽しみですね。

なお、前節のレビューはこちらです。追記もあるので、ぜひ読んでみてください。→「それでも闘う者達へ」 (リーグ第27節・鹿島アントラーズ戦:1-1)

では、スタート!

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