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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第28節・ヴィッセル神戸戦)

9月29日は等々力陸上競技場でヴィッセル神戸戦です。

当初は9月9日に行われる予定のゲームでしたが、延期になっていました。その結果、ACLからリーグは5連戦の過密日程になっています。その4戦目なのですが、ACL・蔚山現代戦も含めると公式戦6連戦の5連戦目になります。しかも湘南戦から中2日ですからね。かなりタイトです。

一方のヴィッセル神戸は前節は金曜日のゲームでした。アウェイ連戦になるとはいえ、中4日空いているため、コンディションは良いでしょう。この条件を踏まえた上で、フロンターレはどう戦うのか。注目になります。

 ちなみにこの日は、「かわさき水まつり」イベントが開催されます。川崎の水道給水100周年記念事業である他、ドラマ「サ道2021」とコラボ展開した「フサ道ランド」など水にまつわる催しが盛りだくさんですね。湘南戦に続いて水ユニフォームも着用して戦います。リーグでは3試合連続で失点しているので、守備陣には水を漏らさぬ守りを見せて欲しいところ。

 ちなみにジェジエウは、疲労を取るために、よく交互浴をしていると以前に話していました。サ道とのコラボということで、守備組織も「ととのえて」もらいましょう。

では、試合の詳しい見所を語っていきたいと思います。いくつかのポイントをまとめつつ、ここ最近、4-3-3システムにこだわらなくなった理由も鬼木監督の証言も交えながら触れています。シーズン終盤に向けた狙いがわかると思うので、ぜひ読んでみてください。

なお前節のレビューはこちらです。旗手怜央にフォーカスしつつ、勝敗を分けたいくつかのポイントを読み物として書いております。→「痛さと嬉しさと心強さと」 (リーグ第30節・湘南ベルマーレ戦:2-1)

では、スタート!

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