第45号:オリンピックでアスリートが流す「涙の意味」と、メディアの「質問力」。

第45号:オリンピックでアスリートが流す「涙の意味」と、メディアの「質問力」。

 サァー!サァー!いしかわごうです。

オリンピック中ということで、いつもの「でんでーん!」ではなく、五輪バージョンで挨拶してみました。


すっかりリオデジャネイロ五輪も佳境に入りましたが、みなさん、五輪は見てますか?

 昨日深夜に行われた、女子卓球団体戦の3位決定戦はしびれましたよ。

同じ名字なので、もしかしたら遠い遠い親戚なんじゃないかと勝手に思っている石川佳純選手、「本当に15歳ですか?」と尋ねたくなるほど冷静な伊藤美誠選手、そして、銅メダル獲得が決まった後に思わず涙をこぼしていた福原愛選手・・・・3人とも、見事な戦いぶりでした。

 特に愛ちゃんですよね(あえて「愛ちゃん」と呼びます)。
前回のロンドン五輪では、平野早矢香選手という年上のまとめ役がいましたが、今回は彼女がチーム最年長。主将としてチームをまとめなくてはならず、いろんなものを背負っていたんだろうな・・・と思える涙でした。

 これは職業病かもしれませんけど、アスリートが大舞台で涙を見せたとき、「何の涙なんだろう?」という部分を、ついつい考えてしまいます。

 例えばソチ五輪。
前日のショート演技で痛恨のミスをしてしまった浅田真央選手は、
フリー演技で完璧とも言える演技した後、涙を流していました。

悔し涙なのか、うれし涙なのか、それとも、もっと違う意味があったのか・・・そこには、4年分の「何か」が絶対にあるわけですから、どういう感情から来ている涙だったのか、ついつい考えてしまうんです。


 ちなみに、このときに浅田真央選手の涙の記憶で覚えているのが、それをテレビで見ていた川崎フロンターレの大久保嘉人選手も、思わず泣いてしまったと話していたことです。

「見たよ・・・(自分は)泣いたよ。真央ちゃんも泣いていたからね」

その言葉に、「あの涙って、ヨシトさんは何の涙だと思いました?」と
思わず聞いてしまいました。

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いしかわごう

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サッカーと将棋をコンテンツ化するフリーランスです。Number Webなどに寄稿。著書は「将棋でサッカーが面白くなる本」、「川崎フロンターレあるある1&2」など。「サッカー脳を育む」、「サッカー上達のためのマインドとメソッド」など中村憲剛の著書の構成も担当。