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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第19節・湘南ベルマーレ戦)

9月28日はShonan BMWスタジアム平塚で湘南ベルマーレ戦です。

BMWスタジアムは決して相性の良いスタジアムではないですが、去年は5-0で大勝しています。この試合に湘南の選手として出場していた山根視来は、今年は川崎フロンターレの選手としてピッチに立つことになります。

26日の練習後のリモート取材に対応した山根は「特別な試合」としながらも「あまり意識せずにやりたい」と平常心を口にします。

「BMWスタジアムは好きだし、いつもと違うベンチに入るので、どういう風に思うのかはわからないです。個人的には特別な試合ではあるが、チームとしては絶対に落とせない試合。勝ち点3を持って帰らないといけないと思っている。あまり意識せずにやれれば良いと思ってます」

 相手の湘南は、現在最下位ですが、決して侮れません。前節の鹿島アントラーズ戦を見ましたが、アディショナルタイムに決められるまで、決して悪い内容ではありませんでした。

こうしたポイントを踏まえて、試合の見どころを語っていきます。ラインナップはこちらです。

■選手が口にする「連戦慣れ」の理由。パワーを出し切る3連戦目。注目はインサイドハーフと左ウィングの人選か。

■「湘南は湘南らしいサッカーをしてくると思う」(鬼木監督)。サイドの裏をめぐる攻防戦が、なぜ試合の鍵を握るのか。

■「湘南時代の良さを評価されてオファーが来たので、そっちを出さないといけない。そこで吹っ切れました。それで川崎らしくプレーすることも、スムーズにできるようになってきた。自分の強みを出すことが一番大事だなと」(山根視来)。山根視来はいかにしてチームの欠かせないピースになったのか。そこにあった試行錯誤の日々。そして湘南戦のゴールは両サイドバックから生まれる!?

■「狙いにハマるところはあるが、それはわかった上でどんどんいくのがスタイル。それを続けていこうというところです」(鬼木監督)。常勝チームになるために。指揮官が選手たちに求め始めたメンタル・インテンシティを考察する。

以上、4つのポイントで全部で約8500文字です。読み応えあるので、ぜひ読んでみてください。

なお、前節のレビューはこちらです。後日取材による中村憲剛の追記もあるので、ぜひ読んでみてください。→「それが大事」 (リーグ第18節・横浜FC戦:3-2)

では、スタート!

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