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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第1節・横浜F・マリノス戦)

2月26日は等々力競技場で横浜F・マリノス戦です。

2021年のJリーグ開幕戦となります。オープニングマッチは、前年度と一昨年の新旧チャンピオン同士の一戦となりました。

 そして神奈川ダービーでもありますね。いきなりステーキならぬ、いきなりダービー。

 思えば、リーグ連覇した翌年(2019年)もFC東京との多摩川クラシコが開幕戦に組まれましたが、盛り上がるであろうダービー的なビッグカードをオープニングマッチに持ってくるのは、少しだけもったいない気がするのは僕だけでしょうか。

オープニングからJリーグを盛り上げたいのだと思いますが、シーズンが進んでから組むようにした方がもっと面白そうなのに、とも思います。海外で、バルセロナとレアル・マドリードのクラシコをいきなり開幕戦に持ってくるなんて、聞いたことないですからね。

・・・とまぁ、こうやってあれこれ語れるのも、サッカーのある日々が始まるからでもありますが。

では、早速ですが、試合の見どころを語っていきます。ラインナップはこちらです。

■「自分たちは自分たちのスタイルで戦い抜く。そこに尽きると思います」(鬼木達監督)、「自分たちのサッカーを貫いてやっていきたい。とにかく楽しみにしています」(ポステコグルー監督)。開幕戦に向けた両指揮官の意気込み。そして、大島僚太や登里享平の復帰はあるのか。気になる予想スタメンは?

■「チームとしてアグレッシブにハイラインでくるチーム。そこの戦い方は頭に入れてやっていきたい」(谷口彰悟)。トップギアを入れてくる来る傾向が強い横浜FMの立ち上がり。全集中でいけ!

■偽SBではなく偽WB?3-4-3システムを導入した横浜FM相手に問われるのは、中盤の対応力。

■「味方を使いながら自分の特徴を生かしていきたい」(三笘薫)。警戒が予想されるシミッチ-三笘のレフティライン。攻略の近道は、サイドではなく中央にあり。

■「自分の限界を作らないこと」。脇坂泰斗が中村憲剛から託されたもの。

以上、全部で約8000文字となっております。注目が集まる一戦。ぜひ試合までに読んで、見どころを整理してみてください。

なお、ゼロックスのレビューはこちらです。→チャンピオンは最後まで諦めない。(ゼロックス・ガンバ大阪戦:3-2)

では、スタート!

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