試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ACL第4節・広州恒大戦)
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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ACL第4節・広州恒大戦)

 4月12日は等々力競技場でACL第4節・広州恒大戦です。

 等々力競技場で行われた前日練習は、冒頭15分のみ公開。そして両チームの監督と選手の公式会見もありました。

 興味深かったのが、広州恒大のルイス・フェリペ・スコラーリ監督の質疑応答です。

 スコラーリといえば、2002年のW杯日韓大会では母国・ブラジルを率いて優勝するなど、世界的な名将です。メディア対応もさすがの百戦錬磨ぶりでした。

 例えば、「過去にこういう発言をしていたが、いまはどう考えているのか?」といった内容の質問には「そんなこと、言った記憶がないですね」ととぼけたり、選手起用に関するやや厳しい質問には、「じゃあ、逆に聞きますけど・・・」と質問者に切り返したり、さらに簡単に答えられない回答になりそうなときは、「それは隣にいる彼(中国選手)のほうが語れますね」と振って、会場に笑いを起こしたり。

 のらりくらりと質問者を煙に巻く、あの老獪な技術は脱帽でした。フロンターレの鬼木監督が聞かれたことを率直かつ誠実に答えようとするタイプですから、より対照的でした(あと数年もすれば、鬼木監督も質問者を煙に巻くようになるのかもしれませんが)。

 さてそんな試合の見所を、いつものようにディープに語りたいと思います。ラインナップはこちら。ポイントは5つです。

1.ワントップは小林悠か、それとも森本貴幸か?気になる予想スタメン。

2.「強気にやること。いつもの自分たちのやり方を徹底したい」(谷口彰悟)。百戦錬磨の名将・スコラーリ監督の仕掛けてくる「強者の駆け引き」とは?

3.いかにしてゴールを奪うのか。「背後に抜けてもらう動きは、相手のDFラインを下げるためにもなるし、囮にもなれる」(長谷川竜也)。長谷川の考える、ハイネル・システムの狙いとは?

4.「起点をしっかりと潰すこと。攻めているときのバランスが大事になると思います」。甲府戦での教訓を生かす一戦。グラールとアラン、そしてパウリーニョに仕事をさせないために、奈良竜樹が語ったカウンター対策のポイント。

5.中盤で対峙するのは、現役ブラジル代表ボランチ・パウリーニョ。「素直に嬉しい。嬉しいというよりは、潰したいぐらいの気持ちでやります」。板倉滉が語った、リベンジへの強い思い。

 以上、5つのポイントで約6500文字です。試合をより深く、濃く楽しみたい方にぜひ読んでいただきたく思います。

では、スタート!

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いしかわごう

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サッカーと将棋をコンテンツ化するフリーランスです。Number Webなどに寄稿。著書は「将棋でサッカーが面白くなる本」、「川崎フロンターレあるある1&2」など。「サッカー脳を育む」、「サッカー上達のためのマインドとメソッド」など中村憲剛の著書の構成も担当。