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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第15節・横浜FC戦)

5月22日は等々力陸上競技場で横浜FC戦です。

 連戦ではなく、中5日空きました。かつ、現状でのベストメンバーで臨めそうなホームゲームです。こちらは開幕から負けなしで首位。一方、相手は現在、最下位です。勝ち以外は許されないゲームだと言っても過言ではないでしょう。ただし、そんな試合こそ落とし穴が潜んでいるのがサッカーの怖いところ。

 鬼木達監督が言います。

「すごく大事なゲームになる。毎試合、大事と言ってますが、5連戦が終わった後の、練習がしっかりできる時間が取れた中での再開になる。そこに力を注いでいくこと。一戦必勝は変わらずやっていきたい。もっと自分たちらしさを出さないといけないですし、もう一回、一つになって戦うべきゲームだと思います」

では、試合の見どころを語っていきたいと思います。お品書きはこちらです。

■「自分の方では、最初は(オフを)1日に考えてました」(鬼木監督)。指揮官によるアメとムチ。中5日の試合間隔で2日間のオフを与えた、ある理由とは?

■「シンプルな4-4-2なので、うまくサイドで数的優位を作って攻めていきたいと思います」(三笘薫)。4試合連続得点なるか。4-4-2の守備ブロック攻略の鍵は、スペシャルな三笘と、左サイドグループを機能させるメカニズムにあり。

■「ブロックを作って固めてくる作業には相手を動かす作業が必要になる。ボールの出し入れや人が走らないと崩れて来ない。そこは仙台戦、広島戦もそうですね、そこの反省が生きるし、生かさないといけない」(谷口彰悟)。ゲームを作れるセンターバック・谷口彰悟の真髄。そしてセットプレーで点を奪え。

■「本当になんすかね・・・・やり続けてきてよかったな。諦めなくてよかった。きちんとやっていれば、こういう風に呼んでもらえる。それがわかりました」(谷口彰悟)。約3年半ぶりとなる日本代表復帰。「自分に期待する」を信条とする谷口彰悟が積み上げてきたもの。

以上、4つのポイントで全部で約9000文字です。最後のポイントは、谷口彰悟のコラムのような内容です。是非読んでみてください。

なお前節のレビューはこちら。好評をいただいてます。→「GOING TO THE MOON」 (リーグ第14節・北海道コンサドーレ札幌戦:2-0)


では、スタート!

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