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鬼木フロンターレを読み解く講座vol.21〜谷口彰悟が掲げたシャーレ。J1史上5チーム目の連覇達成にあった鬼木流マネジメントとは?

鬼木フロンターレを読み解く講座の第21回目となりました。

 今回はリーグ連覇を達成した2018年の11月を掘り下げます。

2位のサンフレッチェ広島が失速したことで、リーグ連覇のカウントダウンが始まりました。リーグ戦は残り4試合です。

 第31節の柏レイソル戦では、残留を目指して意地を見せる相手を攻守両面で圧倒し、3-0で完勝。

 次節のセレッソ大阪戦の結果次第で、いよいよ優勝が決まる状況になります。結果的には、次の柏レイソル戦とそのあとのセレッソ大阪戦の2試合で連覇は決まりますが、鬼木監督はこの4試合をチームとしてマネジメントして、どう向き合おうとしていたのか。

 今回はそんな部分にフォーカスしながら、リーグ連覇の瞬間を振り返ろうと思います。

 なお長居でのリーグ連覇の瞬間、キャプテンである小林悠の負傷欠場により、セレモニーでシャーレを最初に掲げたのは、守備の要として君臨していた副キャプテンの谷口彰悟でした。

現在はチームのキャプテンです。この2018年シーズンは、リーグ戦フルタイム出場し、リーグ最少失点の達成。今思うと、全身全霊で最終ラインを支え続けた男の頑張りがもたらしたリーグ連覇でもあったと言えるかもしれませんね。

優勝した時の振り返りということで、今回は約12000文字のたっぷりボリュームです。いつものように、この記事は単品購入できますが、バックナンバーを含めて「全部読みたい!」という人は、買い切りのマガジン購入をオススメしています。

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