試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第12節・名古屋グランパス戦)
5月4日は等々力陸上競技場で名古屋グランパス戦です。
2位・名古屋との大一番の第2戦目ですね。大一番の2戦目なら、大二番だったんじゃないかと言いたくなりますが、そういう野暮なことを言うのはやめましょう・・・めっ!
前節(第22節)と同じように、今回もJリーグでは川崎フロンターレと名古屋グランパスのカードだけが開催されます。なので、前回同様、サッカーファンからの注目度が高いゲームになることでしょう。
フロンターレとすれば、この直接対決で連勝すれば、優勝争いをしている名古屋だけではなく、他チームに対しても「フロンターレ強し」を印象付けることができるはずです。キャプテンである谷口彰悟は、そこに対する思いが強くあると明かしています。
「こないだでいうと、Jリーグのチームは僕らの試合しかなかった。他のチームの関係者も含めてチェックしている人も多かったと思います。注目度も多い中で、やっぱりフロンターレが強いよなと思わせたい。そういうゲームにしたい。それは監督にも言われていましたし、僕らも強いと思わせて勝ちたい」
4-0の大勝を受けての第2戦も、お互いの意地がぶつかり合う一戦になります。そんな重要な一戦の見どころを語っていきます。ラインナップはこちらです。
■「そういう話をして挑む形になりました」(鬼木監督)。大一番となった前節で指揮官が見せたモチベーターとしての手腕とは?そして、チームマネジメントにおける隙を見せないことのこだわり。
■「そこに合わせてノボリさんをどこまで攻撃参加させるのか。そこは気を使いました」(谷口彰悟)。前節は、なぜ左サイドにボールが集めて攻撃したのか。そして、いかにリスクをコントロールしたのか。谷口彰悟に聞いた2つのこと。
■「そこに対するこだわりも根付いてきているなとすごく感じています」(谷口彰悟)。キャプテンが成長を感じる、大一番の一戦における「ある」こだわりとは?
■「最近映像で西川選手の素晴らしいキックを見て、自分でもチャレンジしたいと思っていました。そういうチャレンジ精神を持ってやっています」(チョン・ソンリョン)、「監督が何を求めているか。違うことを監督が求めたら、それをやらないといけない。自分がこうなりたいより、監督が求めるプレーをしたい」(家長昭博)。重鎮2人が示す試行錯誤と、川崎で自分を進化させ続ける理由。
■「気持ちは慎重に、やることは大胆にいきたいと思います」(鬼木監督)、(次はそんなに簡単に行くとは思っていない。相手も修正してくるし、対応もしてくると思っている」(谷口彰悟)。出方を変えてくるのは相手である。そこと、どう対峙するのか。
以上、5つのポイントで全部で約10000文字です。GWに開催されるビッグマッチ。ぜひ試合前に読んで、イメージを膨らませてみてください。
なお、前節のレビューはこちら。プレビューと合わせて読むと、理解度倍増です。→「攻めていこーぜ!」 (リーグ第22節・名古屋グランパス戦:4-0)
では、スタート!
ここから先は
¥ 200
ご覧いただきありがとうございます。いただいたサポートは、継続的な取材活動や、自己投資の費用に使わせてもらいます。