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2017年川崎フロンターレ総集編(カップ戦)

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ルヴァンカップ、天皇杯、ACLの総集編です(ACLの国外アウェイゲームは収録していません)。
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2017年9月の記事一覧

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ルヴァンカップ準々決勝2ndレグ・FC東京戦)

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ルヴァンカップ準々決勝2ndレグ・FC東京戦)

9月3日は、味の素スタジアムでルヴァンカップ準々決勝2ndレグ・FC東京戦です。

等々力での第1戦を2-0で終えて迎える第2戦。言ってしまえば、2-0から始まる、90分の後半戦ですね。
 
 選手たちの試合運びの意識について取材してみると、あくまで先制点を取りにいくこと。そして何より勝ちに行くという姿勢を打ち出しています。それでいて、失点しない「したたかさ」も必要になってきます。

 いろいろな

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先制点を呼び込んだ板倉滉の「運ぶ」という決断の背景にあったもの。止める、蹴る、そして「運ぶ」の重要性を、あえて読み解く。(天皇杯4回戦・清水エスパルス戦:4-1)

先制点を呼び込んだ板倉滉の「運ぶ」という決断の背景にあったもの。止める、蹴る、そして「運ぶ」の重要性を、あえて読み解く。(天皇杯4回戦・清水エスパルス戦:4-1)

 天皇杯4回戦清水エスパルス戦は4-1で勝利。

同じ相手と続けざまに2回対戦するということで、組みにくさはあったと思います。リーグ戦でも先発した長谷川竜也にそのへんの意識について聞くと、やりにくさがあったことを踏まえた上で、「気持ちで上回ろうという話が監督からありました。今日は気持ちの勝負だったと思うし、気持ちで上回れたと思います」と勝因を語ってくれました。

どちらも4得点での快勝ですから、チ

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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(天皇杯4回戦・清水エスパルス戦)

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(天皇杯4回戦・清水エスパルス戦)

 9月20日は等々力競技場で天皇杯4回戦・清水エスパルス戦です。

 清水とはつい数日前にリーグ戦で対戦したばかりですが、今度は等々力での天皇杯で対峙します。

 対清水エスパルスではなく、対小林伸二監督ということに限れば、ここ数年のフロンターレは、天皇杯で2回ほど対戦しています。そして実はどちらも大苦戦させられています。

2010年の4回戦・モンテディオ山形戦は、延長戦の末に3-3(PK戦で4

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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ACL準々決勝・2ndレグ/浦和レッズ戦)

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ACL準々決勝・2ndレグ/浦和レッズ戦)

 9月13日は埼玉スタジアム2002でACL準々決勝2ndレグ・浦和レッズ戦です。

 ホームでの1stレグを3-1で勝利して迎える2ndレグです。
今年、2点のアドバンテージを持って第2戦を戦うというシチュエーションは、ACLラウンド16のムアントン戦(3-1)、ルヴァンカップ準々決勝のFC東京戦(2-0)と、すでに2度ほど経験してますね。
 
 それぞれの前半の相手の出方はというと、ムアントン

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先制後の中村憲剛が行っていた巧妙なビルドアップと、米本拓司を動かすことで生じる「穴」を執拗に狙って積み重ねた、必然の追加点。(ルヴァンカップ準々決勝2ndレグ・FC東京戦:5-1)

先制後の中村憲剛が行っていた巧妙なビルドアップと、米本拓司を動かすことで生じる「穴」を執拗に狙って積み重ねた、必然の追加点。(ルヴァンカップ準々決勝2ndレグ・FC東京戦:5-1)

 味の素スタジアムでのルヴァンカップ準々決勝第2戦は5-1で勝利。

第1戦(2-0)の結果を踏まえると、トータルスコア7-1で、ベスト4に進みました。

 ゴールを決めたのは、阿部浩之とエウシーニョの二人です。
阿部浩之はプロ初となるハットトリック、エウシーニョも貫禄の2ゴールを挙げました。ちなみに両者は1989年生まれの同級生(?)だったりします。

 エウソンは、多摩川クラシコで点を取るイメ

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