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2016年1stステージ・川崎フロンターレ総集編レビュー

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川崎フロンターレの2016年1stステージの全17試合を詳しくレビュー。
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2016年6月の記事一覧

スタイルの完成度を見せつけた完勝劇。ついに単独首位。ステージ優勝は自分たちの手の中にあるということ。 / ワンポイントレビュー:(リーグ1st第15節横浜F・マリノス戦:2-0)。

スタイルの完成度を見せつけた完勝劇。ついに単独首位。ステージ優勝は自分たちの手の中にあるということ。 / ワンポイントレビュー:(リーグ1st第15節横浜F・マリノス戦:2-0)。

 日産スタジアムで行われた横浜F・マリノス戦は2-0で勝利。

代表組のコンディションが万全ではなかったこともあり、サッカー自体はそれほど良かったゲームだとは思いません。

 しかし、それでも内容的には完勝だったと思います。ハイパフォーマンスを出せる選手がおらずとも、スタイルの完成度を見せつけて、試合をコントロールして勝つ。そこにチームの成長と力を感じました。

 思えば風間監督2年目のシーズンだ

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足りなかったのは「経験」なのか?今シーズン初めての2点ビハインドに、鬼気迫る表情でプレーした小林悠と、攻守に強烈な意思を発し続けていた大島僚太の存在感。ワンポイントレビュー:(リーグ1st第16節アビスパ福岡戦:2-2)。

足りなかったのは「経験」なのか?今シーズン初めての2点ビハインドに、鬼気迫る表情でプレーした小林悠と、攻守に強烈な意思を発し続けていた大島僚太の存在感。ワンポイントレビュー:(リーグ1st第16節アビスパ福岡戦:2-2)。

 レベルファイブスタジアムでのアビスパ福岡戦は、2-2の引き分け。

 0-2から追いついたとはいえ、勝たなくてはいけない試合での引き分け。2位の鹿島アントラーズがアウェイでヴィッセル神戸に2-1で逆転勝ちしたため、川崎フロンターレは1stステージ最終節に、首位の座を明け渡す結果に。

悔やまれるのは、序盤の2失点でしょう。試合後のミックスゾーンで、井川祐輔の語ってくれた言葉が印象的でした。

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なぜ大宮はパスミスを頻発していたのか。教科書通りに守る相手に「破壊」をもたらし続けた、左サイドハーフ・中村憲剛の狙いをディープに読み解く。 / ワンポイントレビュー:(リーグ1st第17節大宮アルディージャ戦:2-0)。

なぜ大宮はパスミスを頻発していたのか。教科書通りに守る相手に「破壊」をもたらし続けた、左サイドハーフ・中村憲剛の狙いをディープに読み解く。 / ワンポイントレビュー:(リーグ1st第17節大宮アルディージャ戦:2-0)。

等々力競技場での大宮アルディージャ戦は2-0で勝利。

首位・鹿島の結果次第では優勝の可能性もありましたが、鹿島が勝利したため川崎フロンターレの1stステージは2位で終えました。

 印象的だったのは、試合前の等々力です。選手入場時にはメインスタンドまで総立ちで応援する、最高の雰囲気でした。

 思えば、年間2位になった2006年、2008年、2009年の最終節はいずれもアウェイゲームですし、ナビ

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