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2016年5月の記事一覧
ワンポイントレビュー:「どうやって隠れようかなと」。前半の中村憲剛が仕掛けた、今野泰幸との「隠れんぼ」とは?(1st第9節ガンバ大阪戦:1-0)
吹田スタジアムでのガンバ大阪戦は1-0で勝利。
スタジアムが変わったとはいえ、ずっと勝てなかったアウェイでのガンバ大阪戦に勝利。個人的にも、実りある大阪取材になりました。
決して楽な試合ではありませんでしたが、試合後のミックスゾーンで大久保嘉人が「今日はよかったね。あの距離感だよ。すごくやりやすかった。うん、今日はやりやすかった」と口にしていたのが印象的でした。チームの狙いとしている距離感
ワンポイントレビュー:危険な存在だった仙台の金久保順。彼に3度の決定機を作られた理由。(1st第10節ベガルタ仙台戦:1-1)
等々力でのベガルタ仙台戦は1-1の引き分け。
試合後、ミックスゾーンを通るフロンターレの選手たちの顔には、「こんなはずじゃなかった」と書いてありました。
「あまり言葉でうまく表現できないような試合だった」(奈良竜樹)
「全員が良くなかったと思う」(小林悠)
「何かを守るようなサッカーをしていた」(谷口彰悟)
主力選手たちのコメントです。
大久保嘉人に至っては、ほとんどコメントをせずに
ワンポイントレビュー:大外から登里享平とエウシーニョ。完勝を呼び込んだ「幅」を使った揺さぶり。(1st第11節柏レイソル戦:3-1)
日立柏サッカー場での柏レイソル戦は3-1で勝利。あの悔しい2009年最終節以来となる勝ちとなりました。
「ネットがミドルシュートを決めそうな感じがする。未知の男だからね」
試合二日前の取材で、そんな予言を口にしていたのが中村憲剛です。なので、リーグ戦5試合連続無失点中だった柏守備陣のゴールネットが揺れた瞬間、思わず記者席でのけぞりそうになりましたよ。いやぁ、びっくりしました。
終わってみれ
ワンポイントレビュー:恋の三角関係よりも面白い?憲剛、大島、E・ネットによるKOEの絶妙な三角関係。(1st第12節ヴィッセル神戸戦:3-1)
等々力競技場で行われたヴィッセル神戸戦は3-1で勝利。浦和レッズが引き分けだったため、暫定ながら首位浮上です。
ここ最近、ホームでの相性がよくないヴィッセル神戸、そして苦手としている敵将・ネルシーニョと、不安材料は多かったものの、終わってみれば勝利。それも神戸のシュート数をわずか1本におさえる完勝となりました。
この完勝劇を分析してみたいと思います。
ラインナップはこちらです。
1.前
ワンポイントレビュー:「前半に飛ばしすぎた。後ろの体力を考えてやればよかったとも思う」(中村憲剛)。試合運びに影響した、攻撃陣と守備陣によるコンディションのバラつき。(リーグ1st第13節・アルビレックス新潟戦:0-0)
デンカビッグスワンスタジアムでのアルビレックス新潟戦は0-0。
浦和レッズがACLで試合がなかったことを考えれば、勝ち点差をより広げておきたいところでした。
試合展開としては前半20分までに連続したチャンスを思えば勝ちたかったですし、終盤に連続した大ピンチを考えれば負けていてもおかしくなかったと思います。
要は捉え方の難しい引き分けでした。そういう意味で、モヤモヤした人も多かったかもしれ
ワンポイントレビュー:我慢の報酬は、勝ち点3。優勝に突き進むチームに芽生え始めたメンタリティー(リーグ1st第14節ジュビロ磐田戦:1-0)。
等々力競技場で行われたリーグ戦第14節ジュビロ磐田戦は1-0で勝利。
90分間、攻め続けた報酬は、試合終盤の決勝オウンゴールによる勝ち点3となりました。
去年までならば、我慢できずにカウンターから失点していたかもしれない展開でしたが、今のチームは90分を通じて、勝つための試合運びができています。その理由として試合後の小林悠はこんな要因を明かしていました。
「今年はチームとして良い声が出て