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2016年2ndステージ・川崎フロンターレ総集編レビュー

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2016年10月の記事一覧

「そこが一番大事なところだと思います。フロンターレは技術重視ですが、勝つチームはそういうところをちゃんとやっている」。車屋紳太郎が語った、神戸守備陣から学ぶべきもの。/リーグ2nd第14節・ヴィッセル神戸戦:0-3

「そこが一番大事なところだと思います。フロンターレは技術重視ですが、勝つチームはそういうところをちゃんとやっている」。車屋紳太郎が語った、神戸守備陣から学ぶべきもの。/リーグ2nd第14節・ヴィッセル神戸戦:0-3

 ノアビアスタジアム神戸でのヴィッセル神戸戦は0-3で敗戦。

 決めるべきところで決めないと、決められる。そしてそれが勝敗を分ける。決定機の数自体はそれほど大差はなかっただけに、そんな試合とも言えました。

 フロンターレにとって、この試合で最初の「決めるべきとき」はキックオフ直後に訪れています。

 小林悠がキックオフのボールをエドゥアルド・ネットに下げる。それを中村憲剛→小林悠→大久保嘉人と

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「賢太郎も悔しい思いをしていたから。そういうみんなの思いが詰まったゴールだったと思います」(新井章太)。再び手に入れた、分厚い紙一重の差。/ リーグ2nd第15節・サンフレッチェ広島戦:2-0

「賢太郎も悔しい思いをしていたから。そういうみんなの思いが詰まったゴールだったと思います」(新井章太)。再び手に入れた、分厚い紙一重の差。/ リーグ2nd第15節・サンフレッチェ広島戦:2-0

サンフレッチェ広島戦は2-0で勝利。

 まずはやはり、森谷賢太郎によるドライブシュートでしょう。
実に鮮やかな軌道でゴールネットに吸い込まれたわけですけど、自陣のゴールマウスに立っていた選手からは、どんな風に見えたのか。ちょっと気になったのでGK新井章太に聞くと、自虐を込めてこんな風に評してくれました。

「(相手GKの)正面に行ったかー、と思ったら、(ボールが)落ちたんですよね?俺らが普段、や

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「理想の形ではなかったけど、守備陣が我慢しながら、したたかに勝ち点3を拾えた」(田坂祐介)。分断されていた「自分たちの距離感」と、それでも勝つ粘り強さ。(リーグ2nd第16節・鹿島アントラーズ戦:1-0)

「理想の形ではなかったけど、守備陣が我慢しながら、したたかに勝ち点3を拾えた」(田坂祐介)。分断されていた「自分たちの距離感」と、それでも勝つ粘り強さ。(リーグ2nd第16節・鹿島アントラーズ戦:1-0)

 鹿島アントラーズ戦は1-0で勝利。

 選手もみな認めている通り、決して褒められる内容ではありませんでした。ボールを握る展開に持ち込むはずがボールを取り上げられてしまう・・・さらに小林悠が負傷交代してしまうなど、思い通りにいかない試合展開でもありました。

「得点の場面は、自分たちの形。あれをもっと増やしたい。そのためには、距離感を掴まないといけない。システムは関係ないし、選手がやらないといけな

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