ブログを始めました。

みなさん、初めまして。
初めましてでない方は、いつもありがとうございます。
石川と申します。

この度、コミックマーケット101に出展することにしましたので、
そのお知らせをしようと思い、ブログを書いています。

「石川って誰だっけ?」という方や、
「この人、いま何をしてる人……?」という方に向けて、
ごあいさつ代わりにこれまでの石川の経歴とか色々、書いていこうと思います。

これまでやってきたこと

ゲームプロデュースシナリオライターをやっております。ました。

2015~2018 フィールズ株式会社
「ソウル・オブ・セブンス」CS/QA→アシスタントプロデューサー
2018~2021 株式会社ポケラボ
「シノアリス」アシスタントプロデューサー
2021~2022 某ソーシャルゲーム開発会社
シナリオライター、プロモーション施策のディレクター

1社目でカスタマーサポートとQAをしばらくやってから、少しずつプロモーションや企画なんかをやるようになり、2社目では事業管理とプロデュースを半々、やってました。 そこで色々ありまして、なんやかんやの後に退社、3社目では大きく趣向を変えてシナリオライターにチャレンジするなどしました。楽しかったです。

(3社目は内部クリエイターを公表しないという約束なので、企業名は伏せています)

特に2社目ではシノアリスというとっても有名でユーザー様に深く愛されているタイトルに関わる幸運にも恵まれまして、Twitterのアカウントを作らせていただいたのもこの時期でした。

ただ、色々あってなんやかんやののちに退社することになりまして、ユーザーの方々には色々とご心配をおかけすることになりました。

この辺も、そのうちこのブログで書いていけたらなと思います。

一方で、これについて全然公表していなかったのですが、実は表向きのプロデュースの仕事の裏で、漫画を作っていました。

相棒の絵描きと共に働いていまして、僕は原作担当です。

企画の始まりは2014年です。しばらくは鳴かず飛ばずでしたが2017年の暮れ、社内で蹴飛ばされてしまった企画をコミティアに持ち込んで手売りしていたところ、ご奇特な会社さんから声をかけていただき、出版にこぎつけることが出来ました。フランスの「Ki-oon」という出版社です。

2020年から今まで、6巻を刊行して、もうすぐ完結します。完全に右も左も分からない中で約3年に渡る連載を続けられたのは奇跡みたいなものです。色んな人に感謝しないといけません。

残念ながら日本ではまだ発売されていないので日本語で読めないのですが、多分そのうち日本版が出るんじゃないかと楽しみに待っています。まだかなあ。

というわけで試し読みできるものがないので、むかーしに作ったものを置いておきます。そのうち、Twitterで放流するかもしれません。

いまやっていること

3社目を退社後、フリーで活動しています。
基本的には健康アプリを作る地道なお仕事をしているのですが、残った時間をほぼ全て創作につぎこんでいます。

具体的には、ゲームと漫画を作っています。

本当に正直な話をすると、仕事でゲームを作り、お世話になっている出版社さんから新しい漫画を出していく、というので順風満帆だ!と思っていたのですが、やっぱり色々あって、まずは大きな会社の歯車としてものを作るのではなくて自分でやれるだけのところまでやってみよう、と考えました。

長年同じ仕事をしていると、慣習や力関係で同じようなことを繰り返す癖がついてしまうのが人間のよいところであり、悪いところでもあります。

そして僕は仕事柄、エンターテインメント作品の大事なところ、ユーザーの方々に届けなければいけない重要な部分が様々な事情で置いてけぼりになってしまう風景をたびたび目にしてきました。

ビジネス的な事情があるから……とか、
逆らわずにやっておけば問題は起きないから……とか、
そういう流れにどうしても同調しきれない部分が自分の中にあり、
そういうことであれば、一度全てを納得できるように、自分で出来るところまでやるのが筋ではないか……! という風に考えたわけです。

僕自身も素敵な作品に救われてきた身でもあります。
特に、上遠野浩平先生の「ブギーポップは笑わない」をはじめとした小説作品群には何度も何度も危機を救われてきました。

そういう作品に関われる人間でありたい、とはずっと考えてきたのですが、それを実現するには、誰かが作ったもののサポートや、誰かの指示の下で何かを作るのではなく、僕自身が思うものを自分の手で作っていかねばらない、と考えるに至りました。

というわけで、コミケに出すことにしました。
ゲームは体験版を、漫画は第一話をそれぞれ頒布すると思います。

応援していただけるととても嬉しいです。

コミケに来てもらえるととても嬉しいです

長くなってしまいましたが、とりあえずこんな感じです。
一生懸命頑張るので、コミケに来ていただけると本当にうれしいです。

気持ちばかり先行してもいけないので、ちょっとだけ作品の話をします。

漫画の方は、そこそこ長く構想をした長編作品の、ほんの最初です。
随分前から「龍」というモチーフにすごく強く魅かれていて、チャンスがあれば龍についてしっかり書いてみよう、と思っていました。
今こそそのチャンス! と思い立ち、ベースのプロットを書きあげました。
こんな感じの作品です。


「すごく楽しい破滅もの」みたいにしようと思っています

ゲームの方は、あるVtuberを題材にした作品になりそうです。
普通にシナリオゲームですが、ちょっとだけクセがあります。
知人のデザイナーが関わっているのですが、もともとちょっと変わったVtuberのようでして、面白いと思い、モチーフに選びました。


角っ娘っていいですね


きっと楽しいゲームになってくれると思います。
舞台がイスタンブールだったりシチリアだったりするので、ちょっと爽やか目? かもしれません。でも多分、クセはあります。やってみてください。プラットフォームはとりあえずPCだけです。

こんな感じです。とはいってもまだどちらもゴリゴリ作っている最中なので、油断せずに頑張って進めていきます。良い作品をお届けできるよう、全力でやっていきます!!

それでは、また。
今後ともよろしくお願いいたします。

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