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不易流行|医療崩壊に遭遇|2022.1.26

 晩ご飯を食べた後、キリキリと胃が軋み我慢できなくなった。嘔吐と下痢と血圧上昇と脂汗。まずい、3年前動脈乖離で一週間入院した時と症状が同じだ。この時は痛みの原因がわからなくて命の危険を感じた。今回は、ひどくなる前にERに飛び込んだ。

 だんだん意識が朦朧としてくる中、するべき検査を次々にしていった。CT撮影、レントゲン撮影、造影剤を入れてのCTを再度、モルヒネの痛み止めが効いてきて声が出せるようになった。幸運なことに血管は裂けていなかった。消化器系の何らかの痛みで在るということがわかった。ここでやっと小生にも余裕が出てきたのか、病院の雰囲気がおかしいのに気がついた。ERの受付、看護師、先生、みんなどこか機嫌が悪い。余裕がない感じ。先生の所感指導でその原因がわかった。
 
 ER医師「乖離していなくて本当に良かったですね。今回は、消化器由来の炎症か何かです。詳しい専門家に検査の内容を見せておきます。金曜日にまた来てください。本来は12時間か24時間は入院していただいて経過観察しなくてはならないのですが、東京は医療崩壊中です。本院も院内感染が発覚。まさに戦場なんです。大変不安でしょうが、今日はご自宅で安静にお過ごしください」
 
 ニュースで医療崩壊のことが毎日報道されているが、医療の現場ではすでに機能不全前夜のようだ。東京都1396万人のうち、10%以上の143万人が感染者及び濃厚接触者に広がりそうだという。この時東京は機能不全に陥るのだという。中国の押さえ込みが成功してるが、コロナゼロ政策の是非が問われている。米国や英国は、重症患者になる可能性がある人だけを隔離し、経済活動を止めない方向。経口薬ももうそろそろ。この第6波で人類のコロナとの上手い付き合い方を発見したいものである。

 夜が明け、少し落ち着いて来たので、今日はベッドで「不易流行」を執筆している。仕方ない。もう少し、節制強化だ。
 

参考資料
濃厚接触者急増が生活直撃 東京で143万人試算も
動脈乖離


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