ほり川
竹原は良いまちだ。
この地に縁もゆかりもない旅人にも、駅を降りると「おかえりなさい」の文字が迎えてくれて、なんだか嬉しくなる。
駅前は、ざっと見た感じ9割近くのお店のシャッターが閉まっている印象。
まっすぐ商店街を突っ切って歩いていても、平日とはいえ人っ子一人、犬一匹、猫がにゃーんと(むろんももねこ様も)鳴くのにも出会わない。
うわ、これはえらいトコ来ちゃったな。
ていうかこのありさまで、よくもまああの素敵な作品のイマジネーションを得たもんだ、と佐藤監督にリスペクト。
かおたん的女子高生はおろか、人間そのものに全く出会わないまま、日の出写真館の前を通りすぎ、町並み保存地区へ。
お好み焼き
ほり川
言うまでも無く、ちもさんの「ほぼろ」のモデルであるお好み焼きやさん。
ぽっての実家の喫茶店、cafeたまゆらのモデルである ゆかりさんが現在休業中のようなので、聖地としてはやはりここがメインイベントである。
ほぼろ焼きは「真・ほぼろ焼き」として看板メニューに
まあ、なにはともあれ
とりあえずビール。さっそく女性店員がテーブルの鉄板に火を入れてくれる。
鉄板がテーブルにあるので自分で焼くのかなぁ・・・。自分で焼くのはちょっとなぁと思ってたら、ちゃんと店員さんが焼いてくれてテーブルまで持ってきてくれるようだ。このシステム好き。
テーブルの鉄板はあくまでも保温用的な。
大変満足して店を出て、物語の重要な役割を担うシーンである、西方寺の普明閣へ。
方三間宝形造、本瓦葺の二重屋根。そしてこの清水寺を模して建立されたという舞台作り。
この舞台からは文字通り竹原の町が一望できる。
再び町並み保存地区へ降りて、旧笠井邸へ。
ここも印象に残る名シーンで使われた舞台。
貴重な資料や、ファンにはたまらないアイテムが。
いやいいところです。竹原。
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