大人数でのオンライン・ブレスト(アイデアソン)をすると、4%は必ず、いいものが出てきます。

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80名弱で、アイデアソン型のオンライン授業をしました。受講者は長崎大学の某クラスの皆さん(一年生)です。

三人ブレストをした後、オンライン共有ファイル上にアイデアスケッチを書き出し、魅力的なものに☆を打ってもらいました。

その結果上記のように。

上位15%に割と☆が集中します。そして、上位4%には極端に星が集中します。(この傾向は、リアルのアイデアソンで、よくみられていました。今年の3月から社会の要請でオンラインに切り替えて移行、延べ人数400名に参加してもらい実施しましたが、それらを通じて、オンラインでも「4%集中」という傾向が認められました。)

オンライン・アイデアソン、あるいは、リモート・ブレストの大規模版をやろうという方にとっての一つの手がかりになれば幸いです。

なおこの4%集中の傾向は、アイデア総数が100個を超えるぐらいだと非常に鮮明に出てきます。50個ぐらいでも見れますが20個ぐらいだとそんなにはっきりとは出ません。

補足:

タイトルはさも「上位4%がよいものだ」という荒い表現をしていますが補足します。

星の少ないアイデアの中には、時折イノベーションの芽があります。どうしてそうなるのかはっきり論述できませんが、そういう傾向があります。その意味では、いいもの、は、上位にも、下位にもあります。

アイデアスケッチ(長崎大の)を106枚つぶさに眺めて「ああ、これは、なるほど、☆はつかないよなあ。尖ってる。これを嫌う人も多い。でも、、、こういうのが、風穴開けていろんなものを突破していくんだよなぁ」と思うものもありました。

結局どれがいいの言われたら「1.星の多いものは、分かりやすい魅力がある。万人受けする製品アイデア」「2.今は反対者も多い、尖ったアイデア」の両方を、プロジェクトだったら、拾い上げておくといいでしょう。

上位4%、じゃもったいないので、15%までをまず確保。

そのうえで、その他のアイデアから、各人が独断で選び出すアイデア(ダークホース群:だいたい5%)も拾います。

そして、2つの群(15%+5%)を合わせて「20%のアイデア集」にしておくことをお勧めします。

高評価アイデアも、尖って化けるかもしれないアイデアも、高濃度で詰まったリストは、その後のアイデアPivotの際に「おぉ、このタイミングか。原初のアイデアに助けられた」という貴重なネタ集になるでしょう。

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