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「自分のまま」が一番うまくいく、ということ。

私は作曲家として、広告音楽やアニメ音楽などを書くことをしてきています。
作曲に関して対価をいただいて仕事をしているので、こそばゆいですがプロと言っています。
(実績などはこちらからご覧ください!)

ピアノという楽器がとても好きで、作曲する時に必ず使っている楽器がピアノです。
ピアノの音。美しい響きですよね。
とは言っても、作曲する方法はピアノを生で録音するわけではなく、デスクトップミュージック(DTM)といって、パソコンでピアノの音を選び、編集することで曲を作っています。

最近作る曲にはほぼ間違いなくピアノの音を使っているし、ピアノのアルバムをリリースしているので、聴く人からは「ピアニスト」と言ってもらえることもあるし、実際にピアノの曲の制作のご依頼もお引き受けしています。

私は、即興でばーっと作るのが得意で、好きなんだと思います。
作曲の仕方は、センス(感性)爆弾みたいなものをドカンと鍵盤にぶつける、というようなイメージが近いです。

ここでいう「センス」というのは、頭と繋がっている手の神経が、手癖と感覚で選び出してくれる音の格調の高さ。
ここにおいて、とても自信があります。
(表現わかりにくくてすみません!)

要すると、即興において選ぶ音のセンスに自信があるということです。

ただ、ネックになっているのが…

私の、ピアノの、演奏力のなさです。

パソコンで編集して作る分には問題ないのですが、それはコンサート会場などで演奏する生演奏とでは、何もかもが異なります。
ピアノの曲を作るけど、コンサートでは演奏する力がない私が、「ピアニスト」として名乗っていいのかちょっと迷うところで、音楽においての悩みのひとつとなっていました。

そこで、数ヶ月前からクラシックピアノを習い始めました。
演奏力を上げたい!という気持ちと、純粋に練習量を高めるためです。

習えばなんとかなる!
なんて思うあたり安直なのですが。

教えていただいている先生はとても素敵な方で、「ピアノの練習、やらなきゃ!」と思えるので、間違いなく演奏の練習をする時間は増えました。

なのですが、やっぱり、「一日2時間とかは、練習できない。。苦しい・・」
という風に、演奏でプロのピアニストになる資質はないのではないかと改めて実感しました。

先生から聞いたのですが、先生は演奏家として活動するにあたり、弾かなきゃいけない曲を4時間とか通して弾くことがあるそうです。

プロの演奏家の実態を知りました。
すごいです。。
それを聞いてしまうと、先生には、「私はピアニスト」とは言えず。。

楽譜通り弾くことも難しく、私の性格に合っているかというと、どうかなと思ってしまいます。

そこで、私のことをコーチングしてくれている最高のパートナー、国岡凛くんにそのことを相談しました。

ここで少し、私が今noteで挑戦しているプロジェクトについて、簡単にお話させてください。
私は、よりアーティストとして飛躍するべく、国岡凛くんからの公開コーチングを行なっていて、そのプロジェクト名を「アーティストウェイ」としています。
過程をnoteの記事で、またスタエフを使ったトークライブで掘り下げ、成長が伺えるように日々作曲した曲をYoutubeに公開しています。

「アーティストとして飛躍するべく」と言っていますが、アーティストってそもそもなんだ?!というようなところから掘り下げて、アート哲学満載の面白い企画になっているので、この記事を見てくださった方にはぜひ私の成長の様子を見届けていただけたら嬉しいです。(リンクについては後述します)

話を戻すと、「1日2時間とか、楽しく練習できない‥」という私に凛くんがアドバイスしてくれた言葉は、
「ミカさんは、100メートル走の選手なんだと思うよ。フルマラソンの選手じゃない。持続力より、瞬発力が高いから、そっちを伸ばした方がいい」
ということ。

「え…私、このままでいいんだ?!」
と思いました。

ウサインボルトがフルマラソンしてたら勿体無いでしょ、という言葉も、例えが笑ってしまいました。笑

私、100メートル走を極めていけばいいんだ!
と思ったら一気に気持ちが楽になりました。

100メートル走のための特訓をしていけばいい。

引き続き、私の「センス」を磨きながら、
作りたいものを作る。
自分や表現したいものと向き合いながら、私の音楽を極めていきたいなと思いました。

タイトルの通り、「自分のままで、うまくいく」というのを
実践していきます。

新たなステージに行くためにはきっと、「自分のままで」というのが必須の鍵な気がしています。

***

凛くんからアドバイスをいただきながら、アーティストとしての成長譚、「アーティストウェイ」は、 noteとスタエフ、youtubeにて展開しています。

スタエフは、二人がその場のインスピレーションを大事に、ライブ放送で創作的なトークを繰り広げています。皆さんの参加型でイキイキした番組にしたいと考えているので、ぜひ聞きていただき、お気軽にコメントなどいただければと思います。ご質問大歓迎です。
週に2回、木曜日22:00と日曜日21:00のスタートです。

noteマガジンは、アーティストコーチングで話した内容や、作曲の創作意図やエピソードを綴っていきます。

石井美夏の曲はこちら!

これからもどうぞよろしくお願いいたします!

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