2020年上半期のドラムンベース備忘録

お久しぶりです。去年の年末に2019年のドラムンベース備忘録を記した石井と申します。よくよく記事を見返してみると2019年下半期どころか11月12月リリースの曲ばっかりまとめていたので,今回2020年入ってからよく聞いていたドラムンベースを上半期分まとめてみました。

2020年も半分過ぎましたが,皆さまいかがお過ごしでしょうか。2020年上半期では,Med School Music最後のアルバム「Graduation」がリリースされたり,コロナの影響でオンラインでのDJ配信が急増したりと大きな変化があったのではないでしょうか。このオンライン配信の影響でやっぱりDJやってみてぇ~~~~~~~~~という気持ちがめちゃくちゃこみあげている今日この頃です。

そういえば,この記事を書く前に久しぶりにnoteでドラムンベースと検索したらChibettoさんのめちゃくちゃ勉強になる記事(「2020年5月リリースの Drum & Bass がすごい」)があったので自分が書く意味。。。という気持ちになっています。今回も有名どころが多めですがよろしくお願いします。。。

1. Dustkey - Always Do

Dustkeyは個人的に最近めちゃくちゃアツい曲作る人だな~という印象です。Differentialからリリースされた「Central Station Player」でひとめぼれしました。来てほしいっていうコードワークをしてくれる曲が多くて,この曲も””””わかる””””という曲でめちゃくちゃ好きです。Dustkeyはピアノメインの落ちサビがある曲が多くて,アニメオタク心にめちゃくちゃグッときます。出だしのキャッチーなピアノのリフも好きです。にしてもHigh Teaは面白い曲が多いです。

2. Degs - Levitate Your Mind (feat. Unglued)

Sick Music 2020からはめちゃくちゃ悩みましたがこの曲を選びました。トリッキーな音使いとDegsのスモーキーな歌声が本当に気持ちよく組み合わさって最高の曲になってます。それにしてもSick Musicは毎回曲が強いので何か1曲選ぶのがすごく難しいです。2020はほかにもPolarisの「Distant」も自分好みの正統派リキッドドラムンベースでめっちゃよかったですしめっちゃよかったです。

3. Macca & Loz Contreras - You Were Mine

前回の記事でも言ってるんですけどAIとかそこらへんのベースからパッド系の音が濃厚なちょっと退廃的なサウンドがめちゃくちゃ好きなのでこの曲はもろにドストライクな曲です。Loz ContrerasはLiquicityのEscapism2で聞いた「Baby It's You」のイメージが強くてVレコっぽいサウンドとばっかり思ってましたが,最近のリリースはこういう感じになってるんですね。(というかEscapism2が2014年リリースとかやめてほしい…6年前…)

4. Urbandawn - Together Again (I Pray)

これはもう改めて選ぶまでもないという気持ちもしますが… この曲を聴いたときの衝撃はすごかったです。力強いボーカルとアホみたいに鳴りの良いベースラインがありえんかっこよくて本当にビビりました。どうやったらこんな音だせんの…現場に行って大音量で聞きたい曲です。

5. Koherent - Close To Me

ドラムンベース聞き始めの時あたりはあまりShogunの曲は積極的に聞いてこなかったんですが,近年はライトな感じの曲のリリースも多いような気がして聞くようになりました。浮遊感のある音にちょっとピッチの独特な音が組み合わさって本当に気持ちいいです。後半の浮遊感は死ぬほどたまんないですね…

6. Sevin - Feelin So

この曲は聞いた瞬間度肝を抜かれました。生音のおしゃれな使い方がうますぎる…どうやったらこんな曲書けるんだろう…素直にビビります…このEPに収録されてる「Another Disaster」もありえんクレイジーなコードワークで笑ってしまいます。こういう曲が聞けるからFokuzを探すのがやめられないんですよね…

7. ALB - The One Ft. Anastasia

質量のあるベースとなめらかな女性ボーカルが聞いていてめちゃくちゃいいです。この曲はALBが初めてRAMと契約した時の曲らしいです。(ALBの最新アルバムのインタビュー記事が公開されています。)

8. Wreckage Machinery - Consequences

この曲は完全にノーマークでしたが,中盤のピアノの部分で心を抜かれました。。。こういうストリングスの使い方は攻殻機動隊のサイバーバードなんかを思い出しますね…

9. Natus - Kind words

最後は前回同様Natusです。最初のイントロからNatus節前回で聞いててニヤニヤしてしまいます。やっぱりNatusはいいなぁとしみじみ聞きながら思いました。これまでのNatusのリリースと比較して特にドラム周りの音使いがよりすっきりとした印象を受けます。ストリングスとの調和がきれいに取れてめちゃくちゃいい感じだと思います…同系統の攻め方をするEtherwoodやKeenoと聞き比べると,方向性は似ていますが曲から受ける印象が違って面白いな~と思います。(Graduationに3人そろってるのもすごいですね)


という感じで全部で9曲でした。もともとドラムンベース聞き始めはEtherwoodやKeenoとかの聞きやすいめちゃライトなきれいなドラムンベースをよく聞いてましたが,最近はEDMよりのギラギラしたトラックやベース強めのごついトラックなども聞くようになりました。改めてドラムンベースの持つ懐の広さにビビります… そろそろ聞いてるだけのリスナーから卒業してDJなんかを始めてみたいな~なんて思ったりもしています。やっぱり現場に全然行ってないのでクラブで大音量で聞いてみるのやりてェ~~~って感じです。そんな感じで下半期も忘れてなければ曲をまとめると思うのでどうぞよろしくお願いいたします。

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