なぜ同居したんだろう②

最初にうまくいかなくなったのは、コロナが始まったから。
コロナ観が違う。
私はコロナに対して、インフルエンザと同じ感覚しかない。
かかるときはかかる。
でも死にはしない。

我が家で最初にかかったのは夫だった。
母は完全にバイ菌扱い。
部屋から出ないようにと強要する。
仕方ないと夫はそれに従っていたが、問題になったのは逆に母がかかったときだ。
自分が罹ったときは
「大丈夫よ」と言ってなかなか検査にもいかない。
自分はよくて、相手はだめ笑

母はテレビしか見ない。
私はコロナの時に、自分で情報収集した結果、コロナやワクチンにまつわる対極の考え方を知った上で、自分でスタンスを選択した。
ワクチンを接種することで取らねばならないリスクを知らない人が多すぎる。
母も同様だ。
私は選択肢としてワクチン接種のリスクを説明したが、娘の話には価値がなかったようだ。
三回目を打ったのち、ターボ癌ともやもや病を発症した。
私は呆れるしかなかった。
ここで心配するという行動に出なかったと言うことが、母のことが好きではないと言うことがわかるということだ。
当然母もここが溝の最初になったと感じていると思う。

「フジコが冷たい」
そう言っていた。

私は理解できなかった。
この事件以降、
私は母の自己中心的な考え方と短絡的な思考に呆れて嫌気がさしたのだ。

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