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無条件に愛される

子育てに必要なこと

子育てに一番必要なのは母親の心の余裕だと思う。
今自分が実母との同居のストレスで、心がささくれ立っていて
ふとした時に娘への声かけが優しくないなと思うことが増えた。

子育ては一瞬一瞬がどのように振る舞うのか
どんな声がけをするのか
どんな行動を取るのかという
選択を迫られるケーススタディの連続

修行に近い(笑)

子どもと接することで、日々の事柄をただ解決することが目的ではないのに
「早く」とか「効率良く」とかタスク管理に追われるハムスターのようになってしまう親側の現実。
だけど子育てで効率を求めたら
それは単なる「世話」になってしまう。

私はもう期待もできない実母に振り回されるのではなく
今一番大切な人に自分のエネルギーを向けたい
それは「愛してほしい」という私の子ども時代からの叶わない願いを捨て、自分自身が「親になる」という選択をするしかない。

親に無条件に愛されなかったとしても

親がなくとも子は育つ
愛がなくても子は育つ

それは事実かもしれない。
十数年もすれば体は成人に向かっていく。
でもその乾いた心で人とどうやって関わっていけばいいのだろう
失望と悲しみの経験を元に自分に自信が持てるはずもない

ねえ、知っていますか?
親が子どもを無条件に愛しているのではなく
子どもが親を無条件に愛しているということを
健気でしょう?

どんなに傷ついたあなたであっても
子どもはその傷だらけのあなたをそのまま愛する

どんなにみすぼらしいあなたであっても
子どもはそのあなたを一番に求めてくれる

私の乾いた心は
子どもから与えられる愛によって
自分自身を取り戻せていった気がした

もし親から愛される経験を与えてもらえなかったとしても
あなたの子どもは絶対にあなたを愛してくれる

今はこの世で孤独感と絶望感に苦しんでいる人も
必ず愛される経験が待っていると伝えたい

私と同じく苦しんだ人にも
大丈夫と伝えたい



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