見出し画像

同居解消のため物件を見に行く

物件チェック

賃貸の条件を入力して、抽出された物件をチェックする。
・3LDK以上
・70平米以上
・駅から徒歩10分以内

外せないのはこの三つ。
私は本当は家にこだわりが強く、内装の色味とか間取りとか選び出したらキリがない。ただ新しい暮らしをイメージして金額関係なく物件を見ているのはとても楽しい。その家に暮らしたらどんな感じかなとか想像しているだけでもワクワクする。

ちなみに夫は私よりも度量が広い。
どんな家でも大丈夫だよ、って(笑)
もちろん夫にも好みはあるし、希望はあるが
「フジコちゃんの気持ちを最優先にするならすぐに引っ越してもいい」と言ってくれる。それでいくつか不動産の内見を申し込んだ。

現実的には恵まれている今の暮らし

現在の住まいは4LDKで160平米でゆったりした暮らし。
母と同居しているということ以外は、配管交換も含めて、フルリノベーションもしており、シンプルで機能的な暮らしにこだわったから住み心地はいい。

ちなみにうちが負担しているのは、月々の管理費と固定資産税、駐車場代、水道ガスなどの光熱費の4分の3。備品とか食材とかも買い物はほとんどうちが賄っている(母が買いに行かないから)

つくづく持ち家は不経済だと思う。
管理費と固定資産税などで、ローンとは別に月10万以上ランニングコストがかかる。そう思うと賃貸ってなんて便利だろう。
気楽なんだろうって思えてくる。

もちろん現在同居生活で、助かっている部分もある。
母が無駄に見栄っ張りなので高級車があり、週末のカーシェアができている。
今は母の存在を「気の利かない、むしろ気の合わないお手伝いさん、もしくは同居人」と思うようにして、自分の気持ちを我慢できればいわゆるいい暮らしとなるだろう。

実際に物件を見て思ったこと

今日までに物件を二つ見て、実際に思ったことは
「自分の気持ちを優先して同居解消しても、こちらが窮屈な暮らしになるのは不公平じゃないか」という母に対する怒りが自分の中にあるということ。

そもそもどうして母が出て行けばいいじゃないかという話はややこしくなるのでここでは割愛するが、元々の所有は私の祖母のもの。母親が偉そうに言える立場はどこにもないが、相続の順で言えば母の所有になる、ただそれだけだ。
以前母と喧嘩した時、母親は私に「出てけ」と言ったことがあるので出るのは私たち家族。
そのうち年をとって一人でこの広さの家は持て余すだろうに。
同居解消後は、私は母親と会うつもりはないので寂しい老後を過ごすことになるだろう。(母親は友達がいないが、プライドがあるからそれは見せないだろうけど)
それも自業自得だ。
あーもしかしたら私たちのために残そうということもなく、人に貸すのかもしれない。(ほんと、びっくりよね。でもそういうこと平気でできる人です、母は)

最初から、子供のためになにかを残そうという気持ちもない親。
子どもに譲るという選択肢はない。
当然のように一番美味しいところを一番に取ろうとする親。
わかってはいるけれど、残念なくらい「母性のない」母親。
最後は豊かな資金でどんな施設にでも入ればいい。


・・なんなら本当に早く死んでくれたらいいのに、と今も私は願っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?