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白と黒の狭間で

こんにちは、石井です。

最近は、寒さが続き、御神渡り(諏訪湖が全面結氷して水面が隆起する現象)が出来るのか、毎日の状況がニュースで流れています。どうでしょうか???

さて、今日は白黒つかないことのとらえ方の話です。

ライト光機では10を超える部署があり、それぞれの部署が違う役割をもって業務を行っています。

全ての部署で明確に役割が定められていて、発生する業務を問題無く振り分けられて機能するのであれば、それに越したことはありません。

しかし・・・・・なかなか現実はそうはうまくいきません。

例えば、製造現場で問題が発生した場合、それは発生現場で問題を対応するのか、品質管理部門なのか、それとも設計的な要因もありそうな場合は設計も巻き込むのか・・・・・というような場合、基本的なルールは定めたとしても、それだけで対応しきれないケースも多くあります。

こんなとき、「自分の部署の役割は○○だから、これはそっちの部署で対応することでしょう」と白黒つけてしまうことは楽ですよね。

でも・・・・こんなとき助かるな、と思うことは「うちの部署も○○なんだけど、そっちの部署のいい分もわかるし・・・・・う~ん・・・・」と白と黒の狭間で悩んでくれるときです。

白と黒の狭間で悩んだ結果、「じゃあ、今回はこうしよう!」という第3の道を見つけて、両方の部署にとって、そしてライト光機にとって最も良い選択をその都度している社員を見ると、頼もしく感じます。

仕事をしていると白黒つかないことはたくさんあります。

人事採用として最もよく直面するテーマは発生することは、「会社の考え」と「個人の考え」のミスマッチです。当社は採用を通して、この部分のミスマッチを減らそうとは努力しておりますが、そもそも完璧に一致することはありません。

実際、仕事以外でも、夫婦、恋人、友人、サークル、チーム、地域コミュニティなどなど。すべて「自分の考え」と「他者の考え」とぴったり一致することはありませんよね。

そんなとき、自分の考えに固執するだけでなく、かといって他人の考えに迎合するだけでもなく、白黒つかない間のところでどうしていくか。

ここには、葛藤を伴うので、大変なことも多いです。

それでも、この白と黒の間で困りながらも立ち向かい続けた結果、バランス感覚や第3の道で結果を出す力が身についてきます。

もちろん、自分の大事な信念やポリシーを曲げることが良いわけではありません。

ただ、自分の考えもあり、相手の考えにも理解をしめし、その違いを埋めていくことができるって良いチームの1つの条件なのかなと思います。

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