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想いを言葉に

子ども達へ。
私は社会人として会社に勤めるまで、
「女だから」とか、「女のくせに」とか、「若いくせに」といった
自分の出生や性別、信条による差別を受けず、感じず過ごしてきました。

36歳になる前にして思えば、私はとても恵まれた環境で成長したんだと思っています。母という存在を10歳でお別れしたこと以外には。

あなた達が生きる現代は、
残念ながら言葉では出生、性別、信条の差別は許されないと大手を振ってる人でも、実態は差別まみれのどうしようもない人がたくさんいます。

様々な人の考えや思想、信条に触れて欲しいと願っています。
自分が進もうと思う先に幾多の困難が待ち受けていることでしょう。

自由という形のないものは、自分が欲しいと思い実現していくことが必要です。誰も与えてくれないものですが、奪われてしまうものでもあります。
私は今の日本という国で生活して、とても生き苦しいのです。

はたから見れば、仕事もあり、ある程度好きな時に好きなことができる状態ではあります。しかし、外に出れば人々は鼻から下を覆い、表情も感情もわからない世の中になってしまいました。
その中であなた達を育てていくことに大いなる不安、失望、申し訳ない気持ちを抱いています。

私があなた達に伝えられることはなんだろう?
それは「言葉」だと思っています。
あなた達への想いを書けるだけ、書き続けたいと思います。

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