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観光記ーバルセロナ編ー


2月17日、パリを旅立ちバルセロナへと向かいます。

機内での一枚

パリはオルリー空港から夜20時の便。無駄に1番前の座席が取れてしまい、着席。CAさんがセルヒオ・ラモスに激似の女性だったこと、スペイン語が信じられないくらい早くて、スペインに向かうんだなぁと感じた事は鮮明に記憶に残っています。

残念ながら飛行機では寝ることが出来ず、窓の横を見ていると、バルセロナ港はなかなかの規模だった。

個人的にバルセロナ、マドリードの空港の雰囲気はなんかとても好きでした。何よりも綺麗だし、色合いも美しい。

エミレーツ航空のジャンボ

世界中どこに行っても必ず見かけるエミレーツ航空。興奮以上に感動します。本当にエミレーツ航空は素晴らしい航空会社だと思います。また搭乗したい飛行機ランキング文句なしの1番です。

到着し、バスで市内へ。確か5ユーロくらいでした。バルセロナの空港からは地下鉄での移動も可能ですが、バスの利用が楽チンで快適でした。

バルセロナでは1泊しかしなかったので、Air bnbで20ユーロ程の宿に宿泊。

ここのホストさんは丁寧に事前に何時に着くだの、困ったことがあれば言ってほしいなど色々と素晴らしいホストの方だった。元々はブラジルのリオ・デ・ジャネイロ出身で、帰化してスペインに在住しているそうだ。

恐らく、南米出身でスペインやポルトガルに移住して暮らすという選択をしている人は多いのではないかと思うし、「日本の移民受け入れ」ではなく、海外の事例を卒業論文のテーマにしつつ日本の良さみたいなものを研究してもよかったと思ったりもします。

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宿の二段ベット

宿舎に到着した頃には23時くらいであったので、まともなレストランは営業しておらず、この旅ですっかりとお気に入りになってしまったケバブ屋さんに駆け込む。ケバブとマックは世界共通で美味しい。

無論、ハネムーンとかであれば、バルセロナまで来るのであれば、ちゃんと時間も鑑みてディナーを選択しないと諸々喧嘩の要因になりかねないので、そこは肝に命じて。

流石にこの時間から観光するテンションではないので、狭いシャワーを浴びて早々に就寝。正に寝るだけって感じ。

起床して、確か9時過ぎくらいには宿を出発した。バルセロナの観光は実質今日の1日だけ。もっと言えば半日くらいしかないので、弾丸で観光しなくてはならない。朝食も食さず、地下鉄で向かうはカンプノウ。試合は開催日ではなかったが、一目見ておきたかった。

バルセロナは地下鉄がとにかく便利。切符の販売機ではJCBが利用できるのも印象的だったし、嬉しかった。

カンプノウではオフィシャルショップを見て、記念に写真を撮影しただけであったが、ショップの規模含めて世界を代表するクラブの片鱗を随所に感じた。

メッシ選手。今では誰がセンターなのでしょうか
やっぱりメッシ選手。
ストアの規模が桁違いです。
ユーベに勝利し、CLを制覇した時のメンバーの方々と。
伝説のヨハンクライフ選手。

この時はまさかメッシ選手はパリに移籍するなど思ってもいなかったし、CLでバイエルンに2-8で敗戦するとも思っていなかったし、後にELに出場してフランクフルトに敗れるなど全く想像できなかったので、やはり世の中に絶対はない。

私が小さい頃のバルセロナは誰もが憧れるチームであったが、やはりその時期に観戦をしておくべきであった。もっと言えば、C・ロナウド選手が在籍していた際のレアル・マドリードと対戦するバルセロナを見ておくべきだった。

恐らくこの願いは一生叶う事はないだろう。ロナウド選手やメッシ選手のような歴史に残るスターがこの2チームに誕生する事を祈るばかりだが、このような後悔は一生取り戻す事が出来ない。少しでも想いがあるなら、すぐに行動、実践しなければいけない。

最近歳をとって、この感情を抱くことが増えてしまっている。これは非常に良くないこと。人生は一回しかない。

カンプノウを周遊し、目指すはサクラダ・ファミリア。確かカンプノウから地下鉄で30分くらいだったはずです。

サクラダ・ファミリアには今更言う事はありません。凄いの一言です。

若い!!!笑

但し、建物内の見学は事前の予約が必要ということで、これは想定の範囲外!!!完全にやらかしましたが、バルセロナはまた必ず来ると決めていたので、1分で切り替える。こういうことで一喜一憂していては仕方がない。ノートルダム同様、
火災に見舞われたりしたら一生後悔することにはなりますが、、、

その後、謎の中華料理を食す。グエル公園までは徒歩で移動。バルセロナは地球上最も気温、湿度ともに快適でした。アテネやLAも近い気候区分ですが、やはり晴れが多い地域は素晴らしい。冗談抜きに将来は晴天日数が多い地域で暮らしたいと思ってます。

グエル公園も事前の予約が必要であり、まさかの入場出来ず!!笑
まぁしょうがない。そもそもバルセロナ行きを決めたのも2日前とかですし、、

グエル公園からバルセロナを見渡す

その後は、カサ・ミラを見てランブラス通りをひたすら散策。


カサ・ミラ


途中、マックに立ち寄った時のパリとの物価の違いに衝撃を受けつつ、ブケリア市場へ。時間があれば何か買いたかったが、そんな余裕はなくフラット散策。


色だけで映える
そら色が上手いわけだ
こういった食品を調理してみたい

コロンブス記念塔まで歩き、ブラブラと散歩。しかし、このランブラス通りの賑わいというか雰囲気は素晴らしかった。大通りにお土産屋さんが並んでいて、人々で賑わっているあの感じは海外での観光でしか味わえない。イスタンブールとか。
東京にもあのような場所が欲しい。

バルセロナのメインストリート

バルセロナ水族館の近くは、五輪の際にマラソンコースとして利用されたとのことだが、バルセロナはオリンピック及びサッカーが無ければもう少し知名度という点では他の世界の都市に劣っていただろう。

最近は歴史やその他経済状況等を調べずに、日記のように執筆しているが、単純な感情論だけで言えば、バルセロナは地球上で最もお気に入りの都市と言っても過言ではないだろう。私はあまり堪能しなかったが、食事レベルは文句なく、歴史や美術、スポーツ等のレベルも非常に高い。
街並みも整備されており、インフラレベルもそれなりに高い。スリ等が多発する事は有名であるが、前述の通り気候も安定しており、陽も長く、ヨーロッパへのアクセスであれば何ら不自由はない。

そして何よりも居心地がよかった。この居心地を言語化するならば、
「総合的なポイントの積み重ね」によるものとしか言いようがないが、活気に満ちており、観光客も多い為街全体がオープンマインドな雰囲気であった。

なかなか肌で感じる事は難しいが、基本的に観光客が多い都市は居心地が良い。一言で多様性と言ってしまえばそこまでだが、街全体が多様な人材を受け入れるような仕様になっている。

アメリカが最たる例だろう。観光客に限らず多様な人種が多い場所はCEOになるような人材のバックグラウンドも豊富だし、結果的に知識、資本、人材、情報も集積しやすい。

そういった観点から鑑みると、東京はかなり改善の余地があると言えるだろう。
島国の特性上、諸外国の主要都市と単純比較するのは正しいとは思わないが、日本人の自分からしても暮らしやすいが、これだけグローバル化が進み人材の交流が進んでいる中での「過ごしやすさ」という点では改善の余地があるだろう。

・治安が良い
・歴史がある
・観光名所も沢山ある
・四季がある
・食事も美味しく、スポーツもそれなりに盛り上がっている。
・中国や東南アジアからのアクセスもよく、南アメリカ以外からの都市であれば、
 直行便も大体飛んでいる。

等、人を惹きつけるコンテンツは揃っているので、国全体で東京及び主要都市の観光に力を入れるべきであろう。菅元首相のようにビザを大幅に緩和したりする動きがもっとでてくるといいかもしれない。

世界では観光業も幾分回復してきており、私の友人もfacebook等でガンガン旅行に行っている投稿をあげている。新型コロナウイルスは正直、感染者0などを目指すのは不可能であろう。個人的には海外からの観光客もどんどん受け入れ再開して欲しいし、昨今の円安状況ではインバウンドの回復は悪い話ではないはずだ。

だいぶ話が逸れてしまったが、バルセロナは本当に素晴らしい場所だった。
今回は氷山の一角を齧っただけだったので、次回は全てを堪能し尽くしたい。

学生だったので、お金もなかったし、時間も無かったが、全て完璧にプランニングすれば、バルセロナほど満足できる都市は地球上ないだろう。

近いうちに必ず訪れたい場所であった。



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