老犬日記 (17歳1ヶ月)

ようやくお天気と体調のタイミングが合ったので、アイさんを洗った。

私がシャンプー係、夫がタオルで拭く係、息子がドライヤー係。このフォーメーションが今のところベストである。

老犬はもはやブルブルッとして自分で水気を切ることもあまりしなくなり、たまにしても自分の遠心力(？)でよろけたりしている。脚力の衰えを把握できてないらしい。
私も若い時の感覚で動こうとして足がもつれたりするので気持ちはわかる。

毛を乾かした後は、ずっと眠っていた。
動き回っていたのは人間たちで、本犬はとくに何もしてないのだが、シャンプーされるだけで疲れるのだろう。人間でもお風呂は疲れるしね。

ここ最近は痙攣も起こさないのでホッとしているが、トイレの失敗はだいぶ増えた。
食欲のほうは、だいたい二日間は食べて、次の二日間は食べないというパターンが多い。
昔、テレビで100歳くらいのご長寿(もちろん人間)の取材番組を見た時に、その家族がやはり同じようなことを言っていたと記憶している。二日起きていて、二日眠る、と。
犬も人間も高齢になると、身体のリズムや、時間の流れ方が変わるのかもしれない。

ま、本犬が辛そうでない限り、自然のままにゆったり見守りたい。

なぜか洗われて若干不満そうなアイさん...